生田斗真主演で映画化される『源氏物語』。原作者・紫式部を中谷美紀が演じるが、その他の女性メインキャストを、配給元の東宝が明らかにした。
『源氏物語』キャスト第2弾発表。紫式部の中谷美紀ほか窪塚洋介、東山紀之も出演!
今回、明らかにされたキャストは、真木よう子、田中麗奈、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋の6人。
真木が演じるのは、源氏の亡き母の桐壺と、桐壺に瓜二つの義理の母にして源氏が恋慕する藤壺の2役。田中が、源氏を思うあまりに生き霊になってしまう六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)を、多部が、源氏の正妻・葵の上を演じる。さらに、美人薄命を地でいくような源氏の愛人・夕顔を芦名星が、源氏の父である桐壺帝の正妻で、源氏を憎悪する弘徽殿(こきでん)を室井滋が演じる。
また蓮佛美沙子が、紫式部の語り相手で、藤原道長の長女・中宮彰子を演じる。
主演の生田は「絢爛たる女優陣を相手に現代ならではの源氏物語を作っていきたい。ひとつの作品でこれだけ多くの女優さんと共演が出来ることは稀有な経験で、かなり緊張もしておりますが、今から楽しみにしています」とコメントを寄せた。
製作総指揮をつとめる角川歴彦は、キャスティングの理由について以下のように語った。
「母性と色香で光源氏を虜にする藤壺には、真木よう子の放つなまめかしい大人の艶(つや)がその魅力を引き立たせると思います。光源氏への深い愛が嫉妬へと変貌し生き霊と化す六条御息所には、妖艶さとある種の気迫を演じきれるであろう田中麗奈に期待をかけました。光源氏の后・葵の上は、儚さと気品が絶対条件、さらに華もなければならない。表情に幼さをのぞかせる多部未華子は適役でしょう。優しさと慎ましやかなたたずまいで自然に光源氏に受け入れられてゆく夕顔には、可愛らしさを繊細にかもし出すことができるであろうクールビューティーの芦名星を選びました。そして、清楚さと矜持(きょうじ)を表現せねばならない道長の娘彰子役は蓮佛美沙子に託しました。さらに室井滋なら、平安宮廷の大奥を支配する弘徽殿の“鬼気迫る”という言葉がぴったりの、物語を大きくうねらせる演技をしてくれるに違いないと思っております」
本作は9月20日にクランクインし年内にクランクアップする予定で、ロケ地は岩手、京都が中心になるという。また公開は2011年の予定。
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