『怪盗グルーの月泥棒』3D上映会in式根島で、笑福亭鶴瓶の登壇に島民が大歓声！

2010.10.11

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『怪盗グルーの月泥棒 3D』
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全米で大ヒットしたファンタジーアニメ『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジャパンプレミアが、10月10日、東京から南に約160km離れた離島・式根島（東京都）の式根島中学校体育館で開催され、日本語吹き替え版で主人公グルーの声を担当した笑福亭鶴瓶が舞台挨拶を行った。

［動画］『怪盗グルーの月泥棒 3D』予告編
 『怪盗グルーの月泥棒 3D』作品紹介

周囲12km、人口約570人の式根島には映画館がなく、この日は低コストで3D上映が可能となる「Technicolor 3D」システムの機材を船で運び入れての上映。あいにくの雨にもかかわらず島民の半数近くとなる約230人の観客が来場し、飛び出す映像にどよめきの声をあげていた。

上映後に鶴瓶が登場すると会場には大歓声が。当日は悪天候のため島にたどり着くのは容易ではなく、高速ジェット船でなんとか島にたどり着いたという鶴瓶は「来られないかと思ったよ」と話し、「島でやりたかったんですよ〜。僕も、最初はあまり3Dに興味がなかったんですけど、この作品をワールドプレミアで初めて見てビックリした。だから、なるべく3D映画に触れていないような子どもたちに見てもらいたかったんです。中学校の体育館で3D映画を見たことが、きっといい思い出になるよ〜」と今回の上映への思い入れを口にした。

その後の質疑応答では、「逆に僕からみんなに聞きたい！」と観客たちへの質問をはじめた鶴瓶。本作の感想はもちろん、式根島の魅力や、本土から島に嫁いできた女性の感想などを聞いた。また、子どもたちの進路相談にも言及し、「島の外に出るなら、今日見たような映画の仕事。そうじゃないなら、島でおじいちゃんがやっている漁師を継ぎなさい！」と話し、場内を沸かせていた。

また本作については、「この映画の魅力は3Dだけじゃありません。他の3D映画にない、情があります。本当に良い作品です」とアピールしていた。

『怪盗グルーの月泥棒 3D』は10月29日よりTOHOシネマズ有楽座ほかにて全国公される。