永瀬正敏主演の新作映画『ハピネス』が、8月11日よりAmazon Prime VideoやU-NEXT、YouTube、iTunes Storeなど各種映像配信サイトにて日本初配信されることが分かった。
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SABU監督手がけたSFヒューマンドラマ 幸福の概念を探求した一作
本作は、SABU監督の長編劇映画14作目のSFヒューマンドラマ。人生で最も幸福な瞬間を思い出せるという奇妙なヘルメットをめぐり、1人の男と町の人々が交流する様を描く。
舞台は活気を失った地方の町。田舎の国道にバスが止まり、1人の中年男・神崎守(永瀬)が降りてくる。地味なスーツに四角形の箱を持った神崎は、古ぼけた雑貨屋に入る。雑貨屋には1人の老婆が座っていた。神崎は自分が持って来た箱を開け、中から奇妙な形のヘルメットを老婆にかぶせると、されるがままになっていた老婆の顔が急に輝き始める。老婆の脳裏には幼い顔の母親との思い出がよみがえっていた。神崎のヘルメットは、頭のあるツボを刺激し、最も輝いていた時の記憶を思い起こさせる作用を持っていたのだ。
神崎は町役場に行き、ヘルメットのことを説明する。役場の人々は代わる代わるヘルメットを被り、それぞれの幸福な瞬間を思い出す。ヘルメットの効果に感嘆した役場の人々は、このヘルメットが沈滞している町の空気を一変してくれるのではないか、と期待し、神崎にしばらくこの町にとどまり、町の人々を“治癒”してくれるよう頼む。だが、神崎がこの町にやって来たのは、ある隠された目的を果たすためであった…。
永瀬正敏「刺激的な撮影期間を過ごせました」
神崎の過去に影響を及ぼした若者・井上役は、特撮ドラマ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」で主演を務め、俳優集団 D-BOYSの一員でもある鈴木裕樹が起用されている。また町役場の職員・石田役で、お笑いコンビ「弾丸ジャッキー」のオラキオが松山ケンイチ主演作『天の茶助』(15年)に続いてSABU作品への出演を果たした。
謎めいた過去を持つ男・神崎を演じた永瀬は「SABU監督の作り出されたオリジナリテあふれる物語、ぶれない撮影現場。今回初めてやっとSABU監督と御一緒できて、刺激的な撮影期間を過ごせました」とコメント。
SABU監督は「主演に永瀬正敏さんを迎え、本当に自由に撮らせて頂きました。ドイツ、アメリカ、台湾などの映画祭を経て、いよいよ日本で解禁されます。とにかく主演の永瀬さんが素晴らしい! 渋くて切なくて最高です!」と本作をアピールしている。
『ハピネス』は、8月11日より各種映像配信サイトで配信スタート。
【配信情報】
iTunes Store、Google Play、YouTube、Amazon Prime Video、RakutenTV、U-NEXT、ビデオマーケット、Gyao!ストア、DMM.com、J:COM オンデマンド、TSUTAYA TV、ビデックスJP、ひかりTV 他
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