桜庭ななみの18歳誕生日を祝い、阿部寛らがバースデーソングを合唱!

左から桜庭ななみ、阿部寛、ミムラ
左から桜庭ななみ、阿部寛、ミムラ

阿部寛、ミムラ、桜庭ななみが共演する、沖縄を舞台にした感動作『天国からのエール』が、来年公開される。

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この映画は、夢を追う若者たちと、彼らの夢を応援し続けた主人公の交流を描いた感動作。NHKでドキュメンタリー番組として放送された実話を基にしている。

若者の夢を応援するために借金までして無料の音楽スタジオを作りながらも、志半ばで病に倒れる主人公を演じたのは阿部。モデルとなった仲宗根陽(なかそね・ひかる)さんに思いをはせながら「仲宗根さんは特別な存在だったのか、いや、自分も彼のような気持ちになれたかもしれないと、常に自問自答しながら演じています」と役作りについてコメント。弁当屋の役でもあり、「撮影の2週間前から料理のプロの方の指導を受けたり、大きなフライパンを使って練習を繰り返しました」と明かした。

一方、主人公の作った音楽スタジオで練習するバンドのメンバーを演じた桜庭は、「初めて台本を読んだとき、夢を持ってそれに向かって打ち込む姿に感動しました。私の演じる比嘉アヤは、音楽の夢に向かって進んでいくのですが、日々成長していく様や気持ちの変化を伝えられるようにしたいと思いました」と語った。これまでギター演奏の経験はなかったそうで、指先の皮がむけるほど練習したという。

また、離婚したばかりのミムラは、仲宗根さんが作った音楽スタジオ<あじさい音楽村>で撮影していることに触れ、「この土地のもつ空気感に大いに助けてもらいつつ、1人でも多くの人の心に<あじさい>の明るく力強いパワーが届くよう、私も微力ながら尽力したいと思います」と抱負を語っていた。

クランクインは10月13日。17日は桜庭の18歳の誕生日で、桜庭は「阿部さんとは2日間くらいしかお会いしていないのですが、私の誕生日を現場で祝っていただいたときに、お誕生日の歌を、阿部さん含め、みんなで歌ってくださって本当に嬉しかったです」と喜びを語った。

『天国からのエール』は2011年に全国公開される。

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