優木まおみ30歳、女子高生とのジェネレーションギャップにため息

2010.10.22

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135万円という超低予算で制作されたにも関わらず、一軒家で起こる超常現象を捉えたリアルな恐怖が話題となり、全世界興収が185億円を超える大ヒットとなった『パラノーマル・アクティビティ』。その“日本版”続編とも言える『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』がほぼ完成し、“未”完成試写会なるイベントが10月21日にシネセゾン渋谷で行われ、優木まおみと現役女子高生モデルのてんちむがゲストとして登壇した。

・『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』作品紹介
・［動画］『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』予告編

公開を1か月後に控えているものの、まだエンディングが決まっていないという同作。この日のイベントには、一般の女子高生100人も参加。彼女たちに未完成の本編ダイジェスト版を見てもらい、その後、2パターン撮影したエンディングを提示し、どちらのラストがより怖いかを投票してもらうというのが、このイベントの主旨だ。

ゲストの優木とてんちむも一緒に鑑賞し投票することになっており、ダイジェスト版を見るにあたって優木は、「ホントに、この映画（オリジナル版）はむちゃくちゃ怖いので、2回目とはいえ緊張してます。前回も1週間くらい怖くて、1人で家にいるのがイヤでした」と感想を述べた。同じ質問にてんちむは「怖いのは普段あんまり見ないんですけど、この映画は友だちもみんな見ていて、女子高生の間で流行ってました。でも、今日とかすっごいドキドキしてて、さっきから言葉が出ないんです」と、恐怖で緊張気味の様子。

そして、いよいよ上映。オリジナルと第2章のダイジェスト版とも上映中は場内から叫び声が上がっていた。その後行われた、2種類のエンディングの投票結果は「A：77票」「B：23票」というもの。圧倒的な差でAが怖いと支持されたが、優木が上げたのはB。これに優木は「女子高生とはジェネレーションギャップですかね」と笑うと、「私が（最初に見て）びっくりしたところでみんながびっくりしてくれ、『よしっ！』と心の中で思っちゃいました（笑）」と話していた。一方、てんちむが選んだのはAで「ホント、夜トイレ行けないですよ〜。Aの方が、最後あれ？あれ？って感じで面白いかなと思いました。あまりにのめり込んでしまって、お姉さん役の方が寝返りを打っただけで叫んじゃいました」と恐怖を口にしていた。

なお、この結果を受け、正式に女子高生の選んだエンディングが本編に反映されることに決まった。

同作は、アメリカ版の続編も製作されており、10月22日からアメリカを含む世界約20か国で公開された。日本版の『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』は11月20日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開となる予定だ。