開催中の第23回東京国際映画祭で、10月25日に黄金騎士の活躍を描いた『牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜』が上映され、小西遼生、松山メアリ、原紗央莉、雨宮慶太監督がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで舞台挨拶に登壇。キャストたちは劇中の衣装を身に纏い、大きな拍手で迎えられた。
[動画]『牙狼<GARO>』舞台挨拶/小西遼生、松山メアリ、原沙央莉ほか
『牙狼<GARO>』舞台挨拶のフォトギャラリー
2005年にテレビ放送され、スケール感のある映像と派手なアクションで人気を博した『牙狼<GARO>』シリーズ。おもちゃやゲーム、小説など様々な展開を見せ、ついに日本初の全編フルデジタル3D映画化された。
原作者でもある雨宮監督は、3D映画化の苦労を聞かれると「相当、苦労しました。(苦労を)話し始めると2時間くらいかかるので、苦労話はあとでたっぷり」と笑い、まずは作品を見てほしいとアピール。見どころについては、「全部」と言いつつも「小西くんのやられっぷりがいい。あと、(松山扮する)烈花(れっか)がとんでもないワザを出すときの足の動き、原さんもものすごく凶悪なので、そのあたりを見てほしい」と語った。
黄金騎士ガロに扮した小西は、3D作品に出演した感想について「『アバター』を見て、こういう風に飛び出す映画を作るんだということは意識していました」とコメント。「3Dの迫力を感じられるんじゃないか」と自信ものぞかせた。
ヒロイン・列花を演じた松山は新体操選手として全国大会に2度出場した経歴を持ち、本作でも新体操を活かしたしなやかなアクションを繰り広げている。松山は「横山誠アクション監督が新体操を研究してくださって、それを列花のワザとして取り入れました」と解説。役との共通点について聞かれると「列花ほど男勝りではないのですが、負けず嫌いなところが似ている」と話していた。
悪役を演じた原は、自らのキャラクターについて「まぁ、スゴイ悪いヤツですね(笑)。でも強かったです」と説明。続けて、「声も、魔界の……」と言いかけたがネタバレ発言だったことに気づき、「あ! 言っちゃった!!」と大あわて。だがその後も、小西扮するガロと松山扮するヒロインの強さに触れ「私も強いのですが、ガロに負けないぞって感じで」と話しつつ勝負の結果をバラしてしまうなど、ネタバレ発言を連発していた。
撮影の苦労についても語った原。「特殊メイクが8時間くらいかかるので、朝9時からのスタートだと深夜から準備していました。右も左も分からないので、結構、自分との戦いみたいなところもあり、“勝負”でしたね(笑)と振り返っていた。
『牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜』は10月30日より全国公開される。
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