初主演のプレッシャー!? 波瑠が撮影中にどんどん痩せていったと告白

2010.11.07

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写真左から碓井将大、広瀬アリス、高田里穂、滝沢カレン、未来穂香、波瑠、平田薫、秋山奈々、坂田梨香子、三宅ひとみ

累計発行部数540万部を誇る今野緒雪原作の人気ライトノベルを実写映画化した『マリア様がみてる』。この映画が11月6日に公開初日を迎え、W主演をつとめる波瑠と未来穂香（みき・ほのか）を始め、平田薫、滝沢カレン、秋山奈々、坂田梨香子、高田里穂、三宅ひとみ、広瀬アリス、碓井将大（D-BOYS）ら10人のキャストがシネマート新宿で行われた初日舞台挨拶に登壇した。

［動画］『マリア様がみてる』完成披露舞台挨拶（10月26日開催）
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まずは登壇者1人ひとりが、映画の舞台となるお嬢様学校になぞらえ「みなさんごきげんよう」と挨拶。次いで本作で映画初主演となった感想を聞かれた波瑠と未来。波瑠は「正直、すごいプレッシャーで、原作ファンの方もいて、ハードルの高い役だということは演じる前からわかっていたので、不安なことがいっぱいありました」とコメント。そう感じさせない凛とした演技だったと司会から褒められると「みなさんのおかげで乗り切ることができました」と共演者やスタッフへの感謝の気持ちを伝えていた。

未来も「私もすごくプレッシャーを感じていた」と心境を明かすと、「最初にお話をいただいたときに運命を感じると言ったのですが、本当にそうだなと思ました。現場でも先輩方の演技を見て、すごく勉強になりました」とコメントしていた。

また、演じた役がみんな生粋のお嬢様であることに対して、私生活でも変化があったかと聞かれた平田は「撮影中は姿勢だったり歩き方だったりに気を使っていて、撮影が終わってからも少しの間は気をつけていたのですが、段々と戻って来ちゃいました」と、お嬢様っぽさは長続きしなかったことを告白。「でもやっぱり、今日は制服を着ているおかげで、いつもよりシャキッとしています」と話していた。

一方、本作では生徒会長役を演じた唯一の男性キャストである碓井は、女性に囲まれて撮影する気分を問われ「嬉しかったですね」と正直な返答。だが、毎日女性に囲まれていると喜びも薄れるのか、「最初はこれだけ美人な方々が出てるので嬉しいんですけど、撮影をしていると段々と寂しくなっちゃって、男性の助監督さんとばっかり話していました」と意外な苦労話も口にしていた。

最後に2回、3回とこの映画を見てもらえるような本作の見どころを語ってくれと言う司会の要望に応え、碓井は「映画を見ていてわかったと思いますが、僕は髪型がまったく違う。なので、出ているのは本当に僕だったのかなというのを確認してもらうためにも、もう1回見ていただければ」と話して笑いを誘うと、観客は大きな拍手を送っていた。

そんな碓井発言を受け、波瑠は「見た目に変化があった人は羨ましいです。私はと言えば、撮影中にどんどんどんどん痩せていって、ほっぺたがこけていく姿が映っている」と告白。最後には主演らしく「『マリア様がみてる』はキャストも大勢いますし、細かいところが面白かったり深みがあって、何回見ても楽しい映画。まだまだ『マリア様がみてる』で盛り上がって欲しいと思います」と映画をピールしていた。

『マリア様がみてる』はシネマート新宿、池袋テアトルダイヤほかにて全国順次公開中。