『地獄の黙示録』級の衝撃! ジャングルの中、子どもたちの生き残りを賭けた狂気の戦い
#MONOS 猿と呼ばれし者たち#アレハンドロ・ランデス#ジュリアンヌ・ニコルソン#モイセス・アリアス#サンダンス映画祭#ミカ・レヴィ
子どもたちの青春とサバイバル合戦のコントラストが見所
サンダンス映画祭など世界の映画祭の計30部門で受賞した映画『MONOS 猿と呼ばれし者たち』が、10月30日に公開される。このたび、ポスター&フライヤービジュアルと、予告編が公開された。
・内戦下のゲリラ部隊に生きる少年少女…絶え間ない暴力で炙り出される“人間性”
公開されたポスターは、美しさの中にも不気味さを感じさせるSFのようなビジュアルを大胆に採用。
またフライヤーは、「楽園なのか、戦場なのか──。」というキャッチコピーに倣い、「楽園版」「戦場版」の2パターンが用意され、本作の謎のテーマ性を表現している。
そして、今回公開された予告編は、ティンパニの音色から始まる。
子どもたちが無邪気に戯れる寓話的な前半から一転、「人を殺したことある?」との台詞を交えて、まさしく「『地獄の黙示録』級の衝撃」とのPolygon誌のコメント通り、次第に集団の狂気が暴走し、混沌さが増していく……。
「楽園なのか? 戦場なのか?」との問いかけと共に、動画は終わる。
この荘厳な音楽を務めたミカ・レヴィは、本作で数々の賞にノミネートされ、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭と、ベルギーのゲント国際映画祭で受賞を果たしている。
少年少女版『地獄の黙示録』ともいえる衝撃!
本作品は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きに、外界から遮断された世界で生きる思春期の少年少女兵の姿を、幻想的な世界観とともに描く。アレハンドロ・ランデス監督の3作目で、各国の映画祭で63部門にノミネートされ、その内サンダンス映画祭やBFIロンドン映画祭など、計30部門で受賞した。
世間から隔絶された山岳地帯で暮らす「モノス(猿)」と呼ばれた8人の兵士たちは、「組織」の指示のもと、人質であるアメリカ人女性の監視と世話を担っている。ある日、「組織」から預かった大切な乳牛を仲間のひとりが誤って撃ち殺してしまったことから、不穏な空気が漂い始める。ほどなくして「敵」の襲撃を受けた彼らは、ジャングルの奥地へ身を隠すことに。仲間の死、裏切り、人質の逃走……。極限の状況下、”モノス”の狂気が暴走しはじめる。
出演するのは『キングス・オブ・サマー』の若手実力派で写真家としても活躍するモイセス・アリアス、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のジュリアンヌ・ニコルソン。アリアス以外のMONOSメンバーを演じたのは、コロンビア全土から集まった800人以上の中から選ばれた演技未経験の精鋭たち。アンデス山脈の高地で行われた過酷な訓練と演技オーディションを経て出演を果たした。また、実際のゲリラ組織「FARC」を脱退したことで賞金首となった過去をもつ元戦闘員がMONOSの司令官であるメッセンジャー役を演じている。
『MONOS 猿と呼ばれし者たち』は、10月30日に公開される。
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