アクション映画に定評のあるトニー・スコットが監督、オスカー俳優のデンゼル・ワシントンと期待の若手クリス・パインが出演したハリウッド大作『アンストッパブル』。そのプロモーションイベントが11月17日に行われ、AKB48の高橋みなみ、渡辺麻友、宮澤佐江が登場。映画の見どころなどを語った。
[動画]『アンストッパブル』 イベント/高橋みなみ、渡辺麻友、宮澤佐江
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大爆発を起こす可能性のある化学薬品が大量に積まれた貨物列車がオハイオ州で暴走し、アメリカを震撼させた事故──本作は、2001年に実際に起きたこの列車事故をもとに作られた、手に汗握る鉄道パニック映画だ。
この日のイベントは映画にちなみ、全国でも数少ない鉄道関係の教育が行われている全日制の男子高校、岩倉高校の体育館で開催された。AKB48の登場に、集まった男子校生たちはスタート時から興奮状態で、高橋らは「スゴイですね。男子がいっぱいいますよ!」と、その迫力に圧倒されていた。
映画について高橋は「私だったらああいうアンストッパブル(制御不能)な状況になったら何もできないと思うんですけど、主人公の2人はどうにかしようとするんです。その姿はやっぱり格好良くて勇気をもらえそう」と、ワシントンとパイン扮する鉄道マンを絶賛。司会が「やっぱりこういう男がいいですよね」と聞くと、高橋は「そうですね!」と大きくうなずいていた。
また、もしアンストッパブルな暴走列車が走り出したらどういう方法で列車を止めるかと聞かれた高橋は「私が超人という設定ならば、全力で蹴りを入れる(笑)」。一方。渡辺は「自分の力ではどうにもならないので、警察とかに電話してフツーに助けを求めて、みんなと協力する。1人では(列車に)つぶされちゃうので、強い人たちに助けを求めます」と回答。宮澤は、甘い考えかもと前置きしてから「線路を切りたい。切ったら停まるかな(笑)」と話していた。
その後、日々、鉄道について学ぶ生徒たちの代表が登壇し、AKBの3人に、鉄道点検のときの基本的動作を伝授。鉄道員の帽子をかぶり、笛を首にかけて準備を整えた3人は、高校生たちの指導を受けながら、『アンストッパブル』版の点検作業を開始。「アクション良し! ストーリー良し! キャスト良し! 『アンストッパブル』出発進行ー!」と点呼すると、大きな拍手がわき起こっていた。
またこの日は、3人から高校生たちに特製駅弁の差し入れも。高橋たちは「未来の鉄道マンにエールを送るべく作ってきました。これを食べて、主役の2人のような勇敢な鉄道マンになっていただきたい!」とボリュームたっぷりの『アンストッパブル』弁当を手渡していた。
『アンストッパブル』は2011年1月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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