『ハリポタ』会見でルパート・グリントがエマ・ワトソンとのキスシーンの心境を告白

2010.11.19

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人気シリーズの最終章前編となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の来日記者会見が、11月18日にグランドハイアット東京で行われた。

［動画］『ハリー・ポッター』来日会見／ルパート・グリント、ボニー・ライトほか
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今回、来日したのは、ハリーの親友ロンを演じたルパート・グリントと、ロンの妹でハリーの恋人ジニーを演じたボニー・ライト、ホグワーツ魔法学校の生徒で風変わりなルーナを演じたイヴァンナ・リンチの3人。映画が始まってから10年が経ったことについてルパートは「確かに長い時間がかかり、ロンも僕も成長しました。『ハリポタ』の存在意義はとても大きく、僕にとって人生そのものと言ってもいいくらい」と振り返った。

シリーズ最終章となる本作についてイヴァンナは「今までとは全然違う雰囲気で、ダークなイメージもあります」と、これまでとは違うテイストの作品になっていることを強調していた。

撮影中のエピソードについては「1番、思い出に残っているのはロンドンでの撮影。ピカデリーサーカスを封鎖しての撮影はとてもエキサイティングでした」とルパート。ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンとのキスシーンについても聞かれ、「多くの男の子たちが嫉妬することでしょう」と言ってから、「9歳の頃からずっと一緒に成長してきたので、ハーマイオニーとのキスシーンではちょっと笑ってしまいました。そして、『何かが違うなぁ』と思いながらも、数回の撮り直しですんだので良かったです（笑）」と話していた。

また、10年間『ハリポタ』シリーズでロンを演じ続けてきたルパートは、『ハリポタ』の意義について聞かれ「僕にとってこのシリーズはものすごく大きな存在だったので、2度とロンを演じられないと思うと、とても悲しい」と寂しさを告白。司会から、成長して体つきも逞しくなったと指摘されると、少し照れながら「いえいえ」と否定し、「いろんな人たちにそう言われるのですが、エクササイズもしないし、かなり怠惰なほうなんです」と明かしていた。

最終章の後編についてルパートは「『PART2』ではロンとハーマイオニーとの関係が描かれていき、また、戦争映画に近い要素もあるので、楽しみにしていてください」と話していた。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は11月19日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。