63歳にして初主演に挑戦の高田純次、次に目指すはハリウッドでアンジーと共演!?

高田純次
高田純次

人気コメディアンの高田純次が11月17日に神田明神で、初主演映画『ホームカミング』のヒット祈願を行った。

映画は、仕事一筋で生きてきたサラリーマンが定年後に、少子高齢化の波に押されて老人街と化してしまった我が町に昔の活気を取り戻すべく活動し始める姿を描いた人情喜劇。一世を風靡した人気ドラマ『金曜日の妻たちへ』などの演出を手がけてきた飯島敏宏が監督をつとめている。

この日は映画撮影に参加した、平均年齢70歳の御輿担ぎ隊応援団の人々も登場。また、物語にちなみ、セカンドライフを送る人々の応援団隊長に高田が就任する就任式も行われた。

高田は「映画の舞台になっている成瀬台のすぐ近くに住んでいたことがあったので、お話しをいただいたときはワクワクしました」と挨拶。また、「若者が少なくなっている街も多くなっているので、地元のみなさんと街を活性化できるような映画に参加できたのは嬉しかった」とも話していた。

63歳にして映画初主演を果たした今、「これをきっかけにハリウッドに行きたい」と野望を語った高田。「共演はアンジェリーナ・ジョリーを予定しています。骨がギシギシいってますけど、アクションにだって挑戦します」と意気込んだ。

この日は飯島監督も出席。「高田さんは、町を盛り上げる元気な主人公のイメージに近かった」と起用の理由を解説。「どうか映画が大ヒットするように、よろしくお願いします」と呼びかけていた。

『ホームカミング』は2011年3月12日より全国順次公開される。

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