小堺一機絶賛!「自分の人生を初めて採寸した彼の笑顔にしびれた」

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テーラー 人生の仕立て屋
(C)2020 Argonauts S.A. Elemag Pictures Made in Germany Iota Production ERT S.A.

魔法のように仕上がっていく純白のドレス

テッサロニキ国際映画祭3冠を獲得し、世界中の映画祭で喝采を浴びた感動の映画『テーラー 人生の仕立て屋』が、9月3日に全国公開される。このたび、紳士服一筋だった主人公が初めてウェディングドレスを手掛ける本編映画が公開、合わせて桂由美や小堺一機、アンミカらから絶賛コメントが寄せられた。

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このたび公開された本編映像は、移動式テーラーを始めたニコスに依頼されたウェディングドレス製作のオファーに、自分の人生をかけて1人の女性の人生の一着を作るシーン。

ニコスの家の隣に住む裁縫が得意なオルガと娘のダフニも協力して、布いっぱい広げてドレス作りをスタートする。

お菓子を頬張りながら、3人は布を切ったり、針で縫ったり、ミシンをかけてドレスを仕上げていく──。

桂由美ら著名人が絶賛コメント寄せる

このたび、各界の著名人から絶賛コメントが寄せられた。

ブライダルファッションデザイナーの桂由美は、「不況で倒産寸前になった父親から受け継いだテーラーを息子が華やかなウエディングドレスの専門店として立ち上げるまでの悲喜こもごものプロセスを描いた感動作」と本作を紹介した上で、「その店は、多くの顧客の人生の仕立て屋であることも暗示している」と本作品の狙いを鋭く指摘した。

モデルでタレントのアンミカは、「美しいギリシャの青空の下、登場する人々の輝く笑顔に心が温まり幸せな気持ちになる」と感想を述べ、桂と同様、「求められるところに人は役割がある。一生懸命取り組めば道は開き人生も仕立て直せる!」と人生が前向きになる内容は今の時代にこそ求められていると語る。

映画好きで自宅でホームシアターを楽しむ小堺一機も、「人生毎日テーラーメイド、ウェディングドレスで主人公は何と未来を誓ったのか、自分の人生を初めて採寸した彼の笑顔! しびれた!」と妄想を膨らませる。

「テーラーケイド」オーナーである山本祐平は、時代は変わったとして「アナログとハイテク」「身だしなみと無頓着」といった言葉と共に伝統が育んできたものへの哀惜の念をにじませながらも、「注文服とは古き佳き時代から継承される素晴らしき個別的な物づくりの世界。対話と技術が夢の一着を作り出す。人生を豊かにするものだと思います」と語り、同じ仕事を営むテーラーとして胸に響いたと感想を述べた。

在日ギリシャ大使のコンスタンティン・カキュシスは、「限られた言葉で多くを語る。まるで俳句のような世界観で描かれる素晴らしい作品」と分析。

詩人の谷川俊太郎は、「ちょっとリアルで、ちょっとロマンティックで、間抜けのようで素晴らしい! こんな美味しい映画、初めて!」と嬉しいコメントを残している。

変わりたい一心で、ウェディングドレスをオーダーメイドする紳士服職人

本作品は、寡黙なスーツ職人が、ウェディングドレス作りに人生を賭けるようになるヒューマンドラマ。

ニコスはアテネで1961年の創業以来36年間、高級スーツの仕立て屋を父と共に営んできた。だが、ギリシャを不況が襲うと、店は銀行に差し押さえられ、ショックで父も倒れてしまう。崖っぷちに立たされたニコスは、手作り屋台で「移動式テーラー」を始めることに。しかし道端で高級スーツはまったく売れず途方に暮れていると、あるオファーが舞い込む。「ウェディングドレスは作れる?」──紳士服一筋だったニコスは、「変わりたい」との一心で、隣人の母子の助けも借りながら、世界にー着しかないオーダーメイドドレスを作り始めることに。青空の下、女性服の仕立てを学び、オーダーメイドのドレス作りを始めるが……。

『テーラー 人生の仕立て屋』は、9月3日に全国公開される。

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