テリー伊藤が初監督に挑戦した映画『10億円稼ぐ』。この作品が11月20日に初日を迎え、企画・監督・主演の3役をこなしたテリーと、映画に出演するハローワークスの5人(稲森寿世、光上せあら、杉浦亜衣、真崎麻衣、宮脇詩音)が同日、渋谷をジャックすべく出発地点となるエイベックスビルにて出陣式を行った。
『10億円稼ぐ』は軍資金300万円を元手に10億円を稼ぐべく、テリーとハローワークスの5人が「NANITY(ナニティ−)」というキャラクターを開発。アパレルメーカーをはじめ、様々な企業にセールスに行く姿を追ったドキュメンタリー映画。
見どころについてテリーは「この映画を見て、自分もこういう風にして稼げるんだと思ってほしい。2年半撮影して500時間分の映像が残ってるんです。この子たち(ハローワークス)のなかには最初は高校生だった子や、東京に出てきたばっかりの子もいた。彼女たちの青春や成長ぶりも見ていただきたい」と映画をアピールした。
また、この日はサプライズゲストとして、テリーの盟友・島崎俊郎がアダモちゃん姿で登場。半裸で屋外とあって寒がりながらも「テリーさんは間違いなく天才。いつかは映画に手をつけるだろうと思っていました。映画という概念に全く恐ろしいほどとらわれていない作品です」と、テリーと映画を褒め称えていた。
さらに島崎は、祝福の花束の代わりに「テリーさんといえば、これでしょう!」とバズーカ砲を持参。テリーは興奮した様子で島崎に狙いを定め、「渋谷ジャック行くぞ! ナニティー大ヒット! 10億円大ヒット!」という掛け声と共にバズーカを発射。お札型のチラシが降り注ぐ華やかな出陣式となった。
その後、行われた囲み取材では、10億円稼いだら何に使うかとの質問に、テリーが「次の作品につぎ込みます」とキッパリ! するとハローワークスの5人から「アレ、山分けの話は?」と突っ込みが。これにテリーは「少し分けますよ」と答えたものの、「でも次回作に使います。次回作では20億円稼ぐことにして、すでに頭のなかで絵コンテはできています」と続編への意欲を見せた。
ちなみに次回のテーマはセックスの予定で、テリーは「日本人にはセックスレスが増えているんです。おたくはどうですか?」と島崎に振ると、「うちは6年やってません!」と正直な答え。テリーは我が意を得たりといった様子で「そうでしょう。日本でもっとも大変な問題はセックスです。次回作は少子化の日本のために文部科学省推薦で!」とアピール。
一方、島崎は、セックスということで女の子たちが心配になったのか「ハローワークスの子たちは次回作も大丈夫なのでしょうか」と口にすると、彼女たちは「私たち的には出たいです!」と答えていた。
『10億円稼ぐ』は11月20日よりシネクイントにてレイトショー公開中だ。
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