コロナ禍を予見!? ウィルスによる人類壊滅後を描いたスティーヴン・キングの78年小説を映画化
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ホラー界の帝王スティーヴン・キングの小説を映画化
蔓延するコロナウィルスによる脅威を予見していたかのような疫病後の世界を描く、スティーヴン・キングが78年に著した小説の映画化『ザ・スタンド』が、11月10日にDVDで発売されることが決定、合わせて日本版予告も公開された。
・音を立てたら、“超”即死!! 見る者までも極限状態に追い込まれる、恐怖の体感型ホラー映画
公開された日本版予告は、軍の研究施設から漏洩して米国全土に蔓延した致死率99%のインフルエンザ・ウイルス“キャプテン・トリップス”の猛威により人類がほぼ死に絶えた世界を舞台に、免疫を持つ生存者たちの共同体「フリーゾーン」を率いて倫理と神の声に従って社会の再建を目指す108歳の超常能力者の老婆“マザー”アバゲイル・フリーマントルと、悪夢の体現者として恐怖と欲望で人類を支配する“闇の男”ランドル・フラッグ、そして、善と悪という相容れない2つの力に翻弄される生存者たちの姿を、緊迫感あふれる映像で綴っている(https://youtu.be/d4a8LVzF7KY)。
ウーピー・ゴールドバーグが倫理と声に従う“マザー”演じる
本作品は、『スタンド・バイ・ミー』『シャイニング』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』など、数多くの作品が映像化され大ヒットしているホラー界の帝王・キングによるパニック・サバイバル・スリラー。90年にはエンディングを加筆した「完全版」が発表され、94年には最初のドラマ化を果たしている。最終回の脚本はキング自身が書き下ろし、78年版と90年版の結末の間の出来事が描かれる。
軍の研究施設から漏洩したウイルスの猛威によるパニックという設定は、現在のコロナ禍、そしてアフターコロナをどう生きるかという問いに迫られる現代の我々にとって、決してフィクションではない。この物語が投げかけるのは、「一度崩壊した社会を新たに立て直す必要に迫られたとき、人間には何ができるのか?」という問いである。
叶えられることのない恋心、身体的あるいは知的なハンディキャップ……それぞれの事情を抱えながら生存した者たちに共通するのは、なぜか免疫を持ち、生き残ってしまったという事実のみ。マザーの預言によって指名され、共同体を率いることになる5人はあまりにも無力に見えるが、果たして選ば れし5人の顛末や如何に?
ジェームズ・マースデン、グレッグ・キニア、アンバー・ハードらの熱演とともに、倫理と神の声に従う共同体「フリーゾーン」を率いる“マザー”を演じるウーピー・ゴールドバーグ、色欲の街を支配する「ニュー・ベガス」を率いる“闇の男”を演じるアレクサンダー・スカルスガルドの圧倒的なカリスマ性にも注目だ。
『ザ・スタンド』は、11月10日に発売される。
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