これがなければ『スター・ウォーズ』も『ナウシカ』もなかった!?『DUNE/デューン砂の惑星』映画化で囁かれる3つの“ウワサ”
#アバター#ジョージ・ルーカス#スター・ウォーズ#ハリー・ポッター#フランク・ハーバート#風の谷のナウシカ#DUNE/デューン 砂の惑星#TENET テネット#アレハンドロ・ホドロフスキー#ヴェネツィア国際映画祭#オスカー・アイザック#クリストファー・ノーラン#ジェイソン・モモア#ジョシュ・ブローリン#ゼンデイヤ#ダンケルク#ティモシー・シャラメ#デヴィッド・リンチ#ドゥニ・ヴィルヌーヴ#ハビエル・バルデム#ブレードランナー 2049#レベッカ・ファーガソン#君の名前で僕を呼んで
映像化不可能と言われた“伝説”の作品…今回の映画化で囁かれる「3つのウワサ」とは?
『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、伝説の小説「デューン/砂の惑星」を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日公開)。なぜ“伝説”と呼ばれ、さらには今回の映画化がこれほどまでに期待され、世界中の注目を浴びているのか? 『DUNE/デューン 砂の惑星』にまつわる3つの“ウワサ”をご紹介する。
・想像を超える圧巻の映像美と人物描写で魅せる! 『DUNE/デューン 砂の惑星』のキャラクター
本作品は、10,190年の砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡り、父を殺され全宇宙の未来を託されることとなった主人公ポールの運命と、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なSF映画だ。
[ウワサその1]映像化を可能にしたのは、作品愛? 才能? 技術の進化??
実は「デューン/砂の惑星」は、過去にもたびたび映像化が試みられている。ただ、チリの巨匠と言われるアレハンドロ・ホドロフスキーの映画は実現せず、その後公開された鬼才デヴィッド・リンチによる映画も期待したほどの評価は得られなかった。
理由は、75年に企画したものの幻となったホドロフスキー監督版の顛末を収めたドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』(13年)でも明らかにされたとおり、作品のもつ影響力とメッセージ性の高さを一定の映像作品に落とし込むことの難しさにある。
一方、このたびの映画化でメガホンを取ったヴィルヌーヴ監督は、10代の頃から“原作の”大ファンであり、『ブレードランナー 2049』で“異次元の天才”と称えられ、『メッセージ』ではアカデミー賞にノミネートされ“映像の魔術師”と評された人物。
そんな彼が、主演に『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメを迎え、ほかにも『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『アクアマン』でおなじみジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンといった超一流俳優やアカデミー賞常連のスタッフを結集。監督自ら「キャリア史上最も重要な作品」と断言し、世界観の描写に自信を見せているのだ。
加えて本作品の壮大な世界観を表現するのに一役買っているのが、巨大スクリーンに高画質なデジタル映像を提供することで“究極の映画体験”を提供する「Filmed For IMAX」認定作品であること。IMAX作品と言えば、クリストファー・ノーラン監督が『ダンケルク』や『TENET テネット』で見せた圧倒的な没入感が記憶に新しいが、この『DUNE/デューン 砂の惑星』でもIMAX準拠の劇場に足を運べば、ラージフォーマットシネマカメラで撮影した生々しい映像を体で浴びるような異次元の体験が得られるはず。
・『TENET』を100%堪能できるのが“全国2館”のワケ…画の迫力は“サイズ”だけじゃなく“画角”も決め手
このように、幼少期からの作品愛、超一流キャスト&スタッフ、そしてフィルムとは全く別次元の最新のデジタル技術が相まって、「デューン」の完全な映像化が初めて可能になったのでは? とウワサされているのだ。
なお、本作品は、9月に開催されるヴェネツィア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で世界初上映が決定。その評価も気になるところだ。
[ウワサその2]「DUNE」がなければ『スター・ウォーズ』も『ナウシカ』も生まれなかった!?
2つめのウワサは、原作小説「デューン/砂の惑星」がなければ後世の偉大なSF映画作品群は生まれていなかったのではないか? という“伝説”だ。
アメリカの作家、フランク・ハーバートによって65年に発表されたこの小説は、ネビュラ賞とヒューゴー賞のW受賞を果たし、発売以来読みつづけられているSF小説の金字塔となっている。
一説によれば、『スター・ウォーズ』シリーズや、『風の谷のナウシカ』(84年)、『アバター』(09年)といった映像史に名を刻むSF映画は、この作品なくして生まれなかったと言われている。
とくに、『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスは、その世界観を構築する上で、この小説を読み込んでいたという。
また、『DUNE/デューン 砂の惑星』の予告編でも姿をみせる、砂の惑星“デューン”で主人公のポールらに襲い掛かる巨大なサンドワームは、『風の谷のナウシカ』で登場する「王蟲」のモデルになったのでは? と長らくファンの間で囁かれている。
このように、“未来が視える”能力をもつという“選ばれし”青年ポールの主人公像や、父を殺され戦士として覚醒するというストーリーライン、全宇宙のために立ち上がる姿、砂の惑星“デューン”で人々に襲いかかる巨大なサンドワームなど、「デューン/砂の惑星」が持つストーリー設定や魅力的なキャラクターにインスピレーションを受けて、数々の名作が誕生したとのウワサは枚挙に暇がない。
[ウワサその3]主人公はハリー・ポッターそっくり!?
気になるウワサの3つめは、主人公のポール・アトレイデスのキャラクター像に関する話題だ。
アトレイデス家の跡取りであるポールは、”未来を視る能力”を持つことで全宇宙から命を狙われる青年であり、敬愛する父を宿敵ハルコンネン家によって殺され、その復讐と全宇宙の平和のために能力を覚醒させ、立ち上がるというキャラクター設定に置かれている。
そんな姿は、『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー・ポッターと多くの点で重なるというのだ。
ハリー・ポッターは、最強の敵ヴォルデモートの攻撃から唯一“生き残った男の子”で、本人の知らぬところで魔法界の運命を託された“選ばれし子”だった。
本作の主人公ポールもまた、父にレト・アトレイデス公爵を持ち、母のレディ・ジェシカは女性のみで構成される秘密結社ベネ・ゲセリットの一員である。
危険なほど強力な能力を受け継ぐ者として誕生が許されているのは女子のみだったが、そこに誕生したのがポールだった。
大きな運命を託されたひとりの青年が、生まれ持った能力を覚醒させることで自らの運命に立ち向かっていく──そんな彼の姿は、かつて世界中を熱狂させたハリーの姿と重ね合わせずにはいられない。
そんなポールを演じるティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』や『若草物語』で見せたどこか中性的で繊細、可憐なイメージを湛えながらも、公開された予告映像からうかがえるように、覚醒した後の勇ましいアクションシーンとのギャップに萌えること間違いなし! 現代ならではの新しいヒーロー像の誕生が待ち遠しい。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、10月15日に公開される。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04 -
齊藤工のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『大きな家』
応募締め切り: 2024.12.27