人気シリーズ最終章となる『シュレック フォーエバー』の公開を目前に控え、12月10日にセントグレース大聖堂で「卒業式」が行われ、日本語吹き替え版の声優をつとめた藤原紀香、山寺宏一、劇団ひとりが出席した。
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『シュレック フォーエバー』卒業式フォトギャラリー
バグパイプの演奏と共に姿を現した藤原たち。卒業式では感慨深げな面持ちで卒業証書を授与されていた。
ヒロイン、フィオナ姫の声を担当し続けてきた藤原は「約10年間、ずっとフィオナと共に生きてきて、とっても幸せな日々でした。終了すると聞いてとても寂しかったのですが、これからもシュレックたちは心のなかで生き続けると思います。シリーズに参加できてハッピーでした」と挨拶。
同じく1作目からロバのドンキーの声を担当し続けてきた山寺も「10年間、この作品に携われてとっても嬉しい。卒業はホントウに寂しいけれど、最高傑作でラストを飾ることができて嬉しい」とコメント。
一方、初めてこのシリーズに参加したひとりは「思い出すと、長いようで短いと言うか……本当に短くて」と複雑な表情。彼が関わったのは約4ヵ月程度なので「入学と同時に卒業式がやってきたというか、お店に入って席についた途端『ラストオーダーです』と言われた気持ち」と嘆きつつも、「でも、この名作にギリギリ間にあって良かったです」と笑顔を浮かべた。
その後の囲み取材では「卒業したいこと」について聞かれた3人。ひとりは「暴飲暴食を卒業したい」と回答。山寺は「小さいことにクヨクヨしたり謙虚を超えて卑屈になることがある。今日の取材も、オレだけ(コメントや写真を)使われないだろうとか、小さなことを気にしやすいので、そういうことから卒業したい」とコメント。
同じ質問に藤原は「お酒を飲むとすぐむくむので、むくみやすい体質から卒業したい」と笑顔。ひとりから「体質って卒業できるもんなんですか!?」と突っ込まれていた。
また、年末と言うことで、今年を表す漢字についての質問も。藤原が「楽しい仕事が多かったから『楽』」と話すと、山寺も「僕もまったく一緒」と同調。ひとりは「僕は子どもが生まれたので『子』」と話していた。ひとりは幼い娘がかわいくて仕方がないようで、まだ昼間にも関わらず、娘に会うために「今も早く帰りたいです」と本音をもらしていた。
最後に映画の見どころについて語った藤原。「とっても楽しいので、家族、仲間、好きな人と楽しんでください。3Dがスゴイので、ぜひ3Dで見てほしい。世界最高峰です!」とアピールしていた。
『シュレック フォーエバー』は12月18日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
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