『6才のボクが、大人になるまで。』がニューヨーク映画批評家協会賞最多3部門受賞
6歳の少年メイソンとその家族の物語を、同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けた画期的な映画『6才のボクが、大人になるまで。』が、ニューヨーク映画批評家協会賞で最多3部門に輝いた。
現地時間12月1日に発表となった同賞は、賞レースの幕開けを告げる賞。本作はこの賞で作品賞、監督賞(リチャード・リンクレイター)、助演女優賞(パトリシア・アークエット)の3部門を受賞した。
『6才のボクが、大人になるまで。』は2014年2月に第64回ベルリン国際映画祭で上映されるやいなや世界を驚かせ、リンクレイター監督に2度目の監督賞(銀熊賞)をもたらした作品。同じ主要キャストで12年に渡り撮り続けるという画期的な試みは、これまでどんな映画作家も試みたことのない製作スタイルで、その瑞々しい作風が高評価を受け、全米公開前には米映画評集計サイトのRotten Tomatoesで、驚異の高評価100%を獲得している。
日本では現在絶賛公開中。今後の賞レースにおいても、引き続き注目の1本だ。
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