7月12日夜、ドラマ『半沢直樹 特別総集編』の後編がTBS系列で放送された。
本作は、池井戸潤の同名小説シリーズを原作とし、2013年に放送された金融ドラマ。「オレたちバブル入行組」で描かれた大阪西支店編および「オレたち花のバブル組」で描かれた東京本店編が展開される。
12日の後編では、東京中央銀行本部に栄転した半沢が、営業第2部次長として、120億円の損失を出した伊勢島ホテルの再建に奮闘する姿や金融庁検査を乗り切る様が活写された。
注目されたのは、半沢の上司にして、宿敵である大和田常務(香川照之)との戦い。大和田の策略で、出向という名の島流しに遭うかどうかのピンチに追い込まれる半沢は形勢逆転。
取締役会で大和田を追い込んで土下座させるという“100倍返し”を実現する。
ネット上では、この伝説の土下座シーンが話題に。不正を証明されて敗北した大和田は、大勢の取締役と涙する半沢の目の前で、奇声を発しながら鬼の形相になり、子鹿のように足を震わせて両膝をつき、半沢に土下座した。
視聴者からは「ドラマ史上に残る名シーン」「(大和田は)この世の人間の顔じゃない」「香川さんも堺雅人さんも演技力が凄すぎ」と様々な声が上がっている。
待望の続編は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、4月から放送予定だった新シリーズの撮影が延期に。政府が緊急事態宣言を解除後、6月から撮影が再開されており、19日夜から放送がスタートする予定。前シリーズのラストシーンで、東京セントラル証券にまさかの出向を命じられ、頭取の中野渡謙(北大路欣也)に怒りの目を向けた半沢のその後が、いよいよ描かれる!
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