今なお謎多き事件を巨匠マルコ・ベロッキオが6つの視点から再構築
第75回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に正式出品された巨匠マルコ・ベロッキオ監督の『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』の「先が必ず観たくなる!冒頭1時間特別試写会」に15組30名様をご招待!
・絶対権力による少年誘拐事件、両親と引き離された幼子の涙に怒りが湧き上がる
『夜の外側 イタリアを震撼させた 55 日間』先が必ず観たくなる!冒頭1時間特別試写会
日時:7月31日(水)18:45開場/19:15開映
会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール
※上映後にゲストによるトークイベントを予定
※本試写会では全編6編(340分)のうち、エピソード1(59分)のみの上映となります
※当日会場へお越しいただけるかどうか確認の上ご応募ください
※当選発表は当選者様への通知をもって代えさせていただきます
1978年3月のある朝、元首相で、キリスト教民主党の党首のアルド・モーロが、極左武装グループ「赤い旅団」に襲われ、誘拐された。冷戦下で混迷を極め、“鉛の時代”と呼ばれていたイタリアで起きた国家を揺るがす大事件の裏側で、その時一体何が起こっていたのか?
本作は、イタリアが世界に誇る巨匠マルコ・ベロッキオが、ヨーロッパ現代史上、類を見ない大事件「アルド・モーロ誘拐事件」を題材に、壮大な人間模様をフレスコ画のごとく描いた一大巨編。340分の大長編にもかかわらず、2022年5月に開催された第75回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門で世界初上映。
各国のプレスから絶賛され、イタリア本国では5月、6月に前編後編に分けて劇場公開、その後秋には国営放送RAIで3夜に渡って放送され高視聴率を記録した。
傑作との誉れ高い『夜よ、こんにちは』(03年)で、既に赤い旅団側から同事件を描いたベロッキオが、「すでに語られた物語には戻らない」という自身のルールを破り再び映画化。今なお謎多き事件を、“羅生門方式”とも言える6つの視点から再構築。
モーロ自身、彼を父と慕う内務大臣コッシーガ、モーロと親交が深かった教皇パウロ6世、赤い旅団のメンバー、モーロの妻と家族たち…、エピソード毎に事件に関わった人物たちのそれぞれの視点で、史実にフィクションを織り交ぜながら、力強くも絢爛たる筆致で描き切った。
『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』は8月9日より全国順次公開。
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