過酷な運命を背負った2人の男女の19年におよぶ軌跡を描いた『白夜行』が1月29日に公開初日を迎え、堀北真希、高良健吾、船越英一郎と深川栄洋監督が新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。
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本作で悪女役に初挑戦、自らガウンを脱ぎ捨てる大胆シーンにも果敢に挑んだ堀北は「台本をいただいたときからなかなか確信を得る『何か』が見えなくて、難しい作品でした」と苦しかった撮影を振り返ってから、「今日、やっと初日を迎えることができて、本当に嬉しく思っています」と挨拶した。
続いて、撮影中のエピソードを聞かれた堀北は、劇中で社交ダンスを披露するために何ヵ月も練習を積んだことに触れ「マイシューズまで購入してがんばって踊れるようになったのですが」と言ってから「ね!」と監督に振ると、監督は「カットしました」と、苦労の末に撮影した社交ダンスシーンをあっさりカットしてしまったことを告白し、申し訳なさそうな表情。すると客席から「DVD(特典映像)に入れて!」というリクエストが寄せられ、監督は「わかりました」と請け負っていた。
一方、高良は「撮影中は基本的にそんなにいい気分ではなかったですね」と吐露。これについて監督は「3ヵ月の撮影中、高良君には(役柄の)亮司になりきってもらっていたので、苦しかったんじゃないかなと思います」と説明していた。
本作は2月10日から開催となるベルリン国際映画祭への出品が決定しているが、その感想を聞かれた堀北は「なかなか実感が湧かなくて」と話してから「私も(現地に)行かせてもらえることになったので、そこで思い切り映画祭を感じてきたいと思います」と目を輝かせた。今回が海外の国際映画祭初体験という堀北。司会から「これだけは持って行きたいというものは何?」と聞かれると、少し考えてから「あ、カメラを持って行きます」と話していた。
昨年も出演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』がベルリン映画祭に出品され、2年連続出品となった高良だが、スケジュールにより参加が難しいようで「行けないんですけど」とちょっと残念そう。船越も「0泊3日でもいいから行きたいとお願いしていたのですが、(仕事で)行けません。残念です」と悲しそうな表情を浮かべていた。
この日は最後に、キャノン砲を鳴らして公開初日とベルリン映画祭出品を祝い、終了した。
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