3月22日に第3回沖縄国際映画祭のオープニングセレモニーが第1会場の沖縄コンベンションセンターで開催され、世界一長いと言われる約300mのレッドカーペットに数多くのゲストが登場した。
登場したのは、総合司会の今田耕司、木佐彩子、伊藤麻衣をはじめ、雨上がり決死隊やケンドーコバヤシら人気者たち。上映作品『電人ザボーガー』に主演する板尾創路はロボットと一緒に登場。会場からは「格好いい!」「スゴイ!」という声が上がっていた。
また、沖縄出身のゴリ(ガレッジセール)は「今回はチャリティーということで、気持ちを義援金として届けたいと呼びかけたら、これだけの方々が集まってくれました。前の日から募金箱を持って義援金を呼びかけていても、涙が出るくらい長蛇の列ができるんですよ」と感激気味にコメント。
上映作品『月光ノ仮面』に出演している石原さとみも「東北に対する思いが強いので、東北のために頑張りたいです。信じて待っていてください」と被災者にエール。『FLY! 〜平凡なキセキ〜』の相武紗季も「私たちが一歩一歩、歩くことで、被災地の方々が元気になっていただければと思うので、毎日を一生懸命歩いていきたいと思います。それが伝わればいいなと思います」とコメント。『津軽百年食堂』に出演する福田沙紀も「地震の前日は青森にいて、その前は宮城、岩手にいて、そのときに会った人たちの安否も分からないのですごく心配です。今このとき、一致団結するしかないのかと思います。このイベントで、皆さんの元気が出るといいなと思います」と語っていた。
オープニングセレモニーの前には今田の「3月11日に起きた地震で被災した人たちへの哀悼の意を表し、黙祷を捧げたいと思います」という呼びかけで、全員が1分間の黙祷を捧げた。また、1月21日に、走行距離4万1000kmに及ぶアースマラソンを完走した間寛平も、走ってステージに駆け付け、アースマラソンで作った新ギャグも披露。「パパパパパンプキ〜ン!」と叫んでいた。
さらにゲストたちによる東日本大震災被災者への義援金募金の呼びかけも行われ、大勢の観客が応じていた。
沖縄国際映画祭は3月27日まで開催される。
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