直木賞作家・三浦しをんの同名ベストセラーを映画化した『まほろ駅前多田便利軒』。この映画の完成披露試写会が4月7日に新宿ピカデリーで行われ、瑛太と松田龍平、子役の横山幸汰と大森立嗣監督が登壇し、舞台挨拶を行った。
・大森立嗣監督と瑛太が福岡で舞台挨拶
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映画化のきっかけを聞かれた大森監督は「いっつも聞かれるんですが、大体つまらない話。プロデューサーに『やれ』と言われたからなんです」とひと言。だが、すぐに「でも、読んだときにすごく面白くて、(主人公の)多田と行天だけでなく、まわりのキャラクターも全部面白かったので、きっといい映画になるって予感がして脚本を書き始めた」と補足していた。
便利屋の多田を演じた瑛太と、彼のもとに居候する行天を演じた松田は、『青い春』(02年)での初共演以来、本作で4度目の共演となる。その感想を尋ねられた瑛太は「やる前から楽しみで、前から知り合いで友だちだということもあるが、最後までずっと緊張感があって、なおかつ、この作品を楽しめた」と振り返ると、松田も「瑛太とやれたことで生まれた雰囲気というか、そういうものが映画になっていると思う」と語っていた。
一方、これがデビュー作であり、初舞台挨拶となる横山は、瑛太と松田との共演について「撮影の合間に一緒にサッカーやゲームをしてくれ、とても優しかったです」と、緊張しながらコメント。そんな横山について瑛太が「正直で、すごく素敵な俳優さん。(横山が演じた)由良公は本当に生きているんだってことがすごく感じられた」と褒めると、松田も「初めて会ったときから最後まで由良公だったので、由良公だなと思った」と絶賛。2人のコメントに横山は、照れながら「ありがとうございます」とお礼を述べていた。
本作では、瑛太と松田扮する役が、絶妙な感じで共同生活を始める。司会からは、2人なら共同生活をできるかとの質問が。これに瑛太はちょっと考え込んでから「意外と大丈夫かも知れない。龍平は掃除も皿洗いも結構好きみたいなので、料理とかも作ってもらえ、いい共同生活ができると思う」と回答。これを受け松田は「瑛太もしっかりものだから、たぶん、分担とかもうまくいくんじゃないかな」と応じ、観客の笑いを誘っていた。
また、原作には外伝や続編があるが、映画の続編も考えているかと聞かれた大森監督は、「すごいプレッシャー。最初から続編をやりたいと宣言してきたが、こればっかりはお客さんが入らないと……」と話すと、客席に向かって口コミでの宣伝協力を呼びかけていた。
『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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