『アバター』の日本での興収が4月4日に150億円を突破したことが判明した。これは、日本での洋画・邦画あわせた歴代興収ランキングの9位に当たる数字。8位の『崖の上のポニョ』(155億円)を抜くのも時間の問題だ。
昨年12月の公開以降、次々と興収記録を塗り替えている『アバター』。すでに世界では、それまで『タイタニック』がもっていた6億ドルのアメリカ記録、18億4290万ドルの世界記録を共に塗り替え、今なお記録を更新中だ。
そんな『アバター』が日本でも、公開後15週間で、興収150億500万円を突破(4月4日現在)。観客動員数は9,601,283名にのぼることがわかった。これは、前述したように日本の歴代9位に当たる数字で、洋画のみでは『タイタニック』(262億円)、『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(173.5億円)に次ぐ歴代4位に当たる。
なお、同作は現在、全世界のトータル興行収入で前人未到の26億8600万ドルを突破するほか、全米でも7億4200万ドルを超えるなど、記録を更新し続けている。一方、日本国内の記録としては、『崖の上のポニョ』の上には、さらに『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(173.5億円)も待ち受けている。『アバター』が今後、どこまで記録を伸ばせるかにも注目だ。
■洋画・邦画を含めた日本の映画興収ランキングベスト10
【1位】304億円『千と千尋の神隠し』(01年)
【2位】262億円『タイタニック』(98年)
【3位】203億円『ハリー・ポッターと賢者の石(02年)
【4位】196億円『ハウルの動く城』(04年)
【5位】193億円『もののけ姫』(97年)
【6位】180億円『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02年)
【7位】173.5億円『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(03年)
【8位】155億円『崖の上のポニョ』(08年)
【9位】150億円『アバター』(10年)
【10位】135億円『E.T.』(83年)
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