つぶやきシローがレディー・ガガに「売れてる間に貯蓄しとけ」とダメ出し

2011.06.29

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なぜか一緒のタイミングでペットボトルのフタを開けるヒロシ（左）とつぶやきシロー（右）

スティーヴン・セガールの沈黙シリーズ最新作『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1』。この映画の公開を記念し、“沈黙”を破り再ブレイク間近かという2人のお笑い芸人、ヒロシとつぶやきシローをゲストに迎えたトークショーが、6月28日に映画美学校試写室で行われた。

・［動画］『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1』トークショー
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事前にサンプルDVDで作品を見たという2人。だが、つぶやきは「画質がすごく粗かった。5画素数くらいしかなかった」と早々にクレーム。司会が画質が粗いのは違法ダウンロード対策である旨を告げると､「疑われてるんだ」（つぶやき）、「それで商売始めると思われてる」（ヒロシ）と立て続けに非難の声が上がり、さらにつぶやきは「大体、“沈黙”ということで、この2人を呼ぶことが失礼」と話し、司会を困らせていた。

また、セガールが俳優以外に、約20年間に渡って副業として副保安官をつとめていたことに絡めて「2人は沈黙の間、副業をしていたか」という質問が。これにヒロシが「この会は、我々をバカにする会ですか」とかみつくと、つぶやきも「沈黙の間とオブラートに包まず、要はバイトしてたのってことでしょう」と少々キレ気味に応じてから、「テレビを見てタレントに呪いを掛けていた」と沈黙期間の過ごし方を告白。ヒロシが「まさか、オレにかけました？」と尋ねると、「（テレビに）出てなかったじゃん」と一蹴していた。

さらに菅首相に不信任決議が出されたことを受け、司会が「2人が不信任決議を出したい先輩は？」と尋ねると、「映画と何の関係が」（つぶやき）、「さらに感じ悪くさせようとしている」（ヒロシ）と非難囂々。

先輩ではまずいと思ったのか、今度は「沈黙しそうな後輩芸人」を尋ねる質問に変更。つぶやきは「だからおかしいって」とクレームをつけるも、そこが沈黙芸人の悲しさか、ついつい「レディー・ガガですよ」とリップサービスで答えてしまう。続けて「あれは一発屋。家賃20万円以上のところに住んでいてはダメ。ちゃんと5万円くらいのところに住んで貯蓄しておかないと」と、売れなくなったときのための貯蓄を勧めていた。

が、その直後、言い過ぎたと思ったのか「調子のって喋っちゃったけど」と後悔の表情を浮かべ、「これ最後の仕事になるかも。最後の仕事はヒロシとか……」と感慨深げに語っていた。

また、その後、行われたマスコミ向けフォトセッションでは、カメラマンからの「上を向いてください」との指示に、「上を向いて下さいとあまり言われない」と口にし、2人とも下を向いていた。

『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1』は7月2日より銀座シネパトスほかにて全国順次公開となる。