『ブラック・スワン』でアカデミー賞最優秀女優賞を獲得したナタリー・ポートマンが製作総指揮・主演をつとめた『水曜日のエミリア』。この映画の女性限定試写会がシネマート六本木にて行われ、安達祐実がトークショーを行った。
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ナタリーと同じく子役から俳優活動を始め、同年齢で一児の母であるという共通点も持つ安達。ナタリーについての印象を聞かれると「もっと年上かと思ってました! 雲の上の存在です。『レオン』を見てあの役をやりたいと思ったこともあった。今回の作品は『ブラックスワン』のキャラと違っててすごいと思った。子役から俳優をやっている人は、どう進んでいくのかが気になります」と語った。
また最近、芦田愛菜や加藤清史郎など子役が多く活躍しているが、「私が子どもの頃は本当に何も考えていなかったので、テレビの密着取材などを見ているとしっかりしてるなあと思う」とコメント。子役出身の先輩として「必ずどこかで壁にぶち当たるけど、一番大事なのは続けること。どんな形であれ、続けていると道が開けるので、それを信じて辛いことがあってもがんばってほしいと思う。何年かに1回はとてもいいことがあります(笑)」とアドバイスを送った。
トークショー後は囲み取材に応じた安達。 「この映画のように、妻子がいるのに他の女性に恋をしてしまう男性をどう思う?」と尋ねられると「モラルとしてはよくないが、人を想う気持ちが理性で止められないのは誰でも分かっている。いいとは思わないが仕方ないことだと思う」とコメントし「ちなみに(同じ様な)経験は?」と聞かれると「ないです!」とキッパリ答えた。ただ「素敵な男性に目がいくことは?」との問いには「いきます。たくさんいってます(笑)」と明かした。
また、「悩みを打ち明ける人はいますか?」との質問には「昔は本当に友だちがいなくて困っていたけど、今は支えてくれる友だちがいるので愚痴を言ったりしてます」と回答。「その相手のなかに元夫のスピードワゴン井戸田は?」と聞かれると、「子どものことで話さなければならないこともあるし……。でも今は男女の間柄ではなく、そこを超えた親友みたいなものなので、すごくラク」と話した。
最後に、今後の結婚について聞かれると「今は結婚をもう一回したいとは思わない。でも老後は1人だと寂しいので、ゆくゆくはそういう相手が見つかれば」と答えていた。
『水曜日のエミリア』は7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。
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