耳の聞こえない中学生の少女・優紀が、ダンスを通じて健聴者の少女らと心を通わせようとする姿を描いた青春ガールズムービー『あぜみちジャンピンッ!』。この映画で主人公の優紀役を演じた大場はるかちゃんがムビコレ編集部を訪問。現在、高校3年生の17歳というはるかちゃんに、3年前に撮影したこの映画のことや、マイブームなどを語ってもらった。
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──まずは、初めて完成作を見たときの感想を教えて?
大場:当時は中学3年生で、受験と戦いながらの撮影だったんですけど、その一生懸命さが映像に出ていて、(自分が)一生懸命頑張っているなって感じがしました。
──どんなことを思い出しますか?
大場:勉強との両立がすごく大変だったことですね。夏休み前から4ヵ月間レッスンをしていたんですけど、覚えることがたくさんあったので辛くて、みんなに支えてもらいながら頑張っていました。
──手話が出てきますが、いかがしたか?
大場:それまでやったことがなかったので、やるにあたって手話と手話の間を大切にしたり、表情の練習をしたり。手話は体全体で表現するのですが、監督から最初に表情があまり出ないねって言われたので、自分の思っているよりも何倍も表情を出そうと心がけていました。
──ダンスも出てきますが、手話同様、練習は大変でした?
大場:はい。最後の方は先生と1対1で練習をして、メイキングのカメラが回っていたんですけど、集中したいのでカメラを避けてもらったりしました。
──撮影で楽しかった思い出があれば教えて?
大場:出演者がほとんど同世代の子だったので、ワイワイしたところもあって楽しかったですね。あと、倉庫で踊っているシーンがあるのですが、その倉庫の社長さんが夏のすごい暑かった日にスイカを差し入れてくださって。それをみんなで食べたのがすごく楽しかったです。
──逆に辛かった思い出は?
大場:ほぼ毎日辛かったです(笑)。人よりも手話やダンスや演技などで覚えることがたくさんあったので、人一倍努力をしなくてはいけなくて。毎日『あぜみちジャンピンッ!』のことを考えて、学校でダンスの振りを思い出したり。正直、辞めたくなったりもしたんです。でも、みんなが「大丈夫だよ、一緒に頑張ろう」って支えてくれたおかげで、無事完成でき良かったです。
──ちなみに泣いてしまったことは?
大場:手話とか表情の練習を、お風呂のなかで練習することも多かったんです。そこで辛くて泣いちゃったんですけど、人には見せないようにしていました。
──ところで、マイブームは?
大場:ファッションとギターを弾くことです。好きなバンドはBUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)さん。ギターを始めたのは中学2〜3年生の頃なんですけど、ギターを持っている歴が長いだけで(笑)、上達しているわけじゃないんです。
──ファッションの方は?
大場:住んでいるのが東京じゃなく田舎の方なので、地元にはあまり服がなく、オーディションで帰りが早いときに原宿とかに寄って買っています。
──では、オーディションの日は緊張もするけど、ちょっと楽しみだったり?
大場:そうですね。買い物にも行けますから(笑)。
──最後に今後の目標があれば教えてください。
大場:まずは『あぜみちジャンピンッ!』の公開が無事に終わるといいなと思っています。あと、よく「憧れの女優さんはいますか?」って聞かれるんですけど、好きな女優さんはいますが憧れではなくて、私自身が見てくれるみなさんにとって憧れの人だなって思ってもらえるような女優さんになりたいと思っています。
『あぜみちジャンピンッ!』は7月23日よりポレポレ東中野にて公開となる。
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