ぐっさん、『カーズ2』の観客を前に続編製作直訴を誓う！

2011.07.31

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ジョン・ラセター監督からもらったというアロハシャツには「ゴーゴー！止まれ！」というヘンな日本語が

クルマたちの冒険と活躍を描いたディズニーとピクサーによる人気アニメ映画『カーズ』。その続編となる『カーズ2』が7月30日に公開となり、同作でオンボロレッカー車“メーター”の声を演じるぐっさんこと山口智充がTOHOシネマズ日劇で舞台挨拶を行った。

・［動画］『カーズ2』ジャパンプレミア
・「ゴーゴー！止まれ！」と書かれたアロハシャツの写真など

1作目の『カーズ』からメーターの声を担当している山口は「“2”は絶対あると思っていた。今回“2”の話が来たときには、声の仕事というよりも、また『カーズ』が見られるという喜びの方が強かった」と声優である前に、同作のファンであることを告白。この日も『カーズ』のアロハシャツ姿で登壇すると、このアロハがジョン・ラセター監督から直接もらったもので、おそらく日本に1枚しかないと嬉しそうに話していた。

また、「今回、日本が舞台がになっているが、（アロハを）見てもらうと、鳥居があったりと日本のイラストが描かれている。でも、よく見ると、アメリカ人が作ったので『ゴーゴー！止まれ！』と書いてあって、どっちだよって」と突っ込み、観客を笑わせていた。

ラセター監督については「日本が大好きな監督。だから、日本で『カーズ』がこれだけ盛り上がっているとアピールすれば『カーズ3』を作ってくれると思う。そのときは僕が直接交渉します」と宣言。『カーズ2』が大ヒットした暁には、自らが先頭を切って『カーズ3』の製作に向け尽力することを約束していた。

この日はまた、山口得意のものまねも披露。まずは、「夜中に（虫用の）水槽から聞こえてくるカブトムシの羽根の音」という地味ネタを披露。ついで、「夏のものまねと言えば、セミとかヒグラシとか花火とか、いろいろやっている。今日はこれだけ大勢の方にお越しいただいているので、みなさんと一緒にやりたい」と話すと、観客にセミの鳴き声を伝授。

さらに、客席のなかから男性1人に金魚売りの声を割り振ると、自らはヒグラシの声と花火を担当し、夏の音を劇場で再現。そのあまりの素晴らしさに山口は「お客さん、素晴らしいです。このままパッケージで営業に行きたいくらい」と話し、大きな拍手が巻き起こっていた。