高倉健の6年ぶりとなる出演作は、夫婦の愛を描いたロードムービー!
高倉健が来年公開予定の『あなたへ』に主演することになったと、配給元の東宝が発表した。
同作は、高倉にとって通算205本目となる出演作。監督は『夜叉』(85年)、『あ・うん』(89年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(99年)、『ホタル』(01年)などで組んできた降旗康男。高倉と降旗監督との共作は19本目となる。
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『あなたへ』は、刑務所の指導技官をつとめていた主人公が、亡くなった妻の「故郷の海に散骨してほしい」という希望を叶えるために旅立つ姿を描いた作品。妻と共に旅するために用意したキャンピングカーに乗った主人公が、総距離1200kmの旅路のなかで様々な人に出会い、妻の本当の思いに気付いていく様子が綴られていく。
今回の出演について高倉は「この物語に出会い、心が動きました。人が人を思いやること、生きることの切なさを思いました。降旗監督とご一緒できることも、6年ぶりの映画出演となる大きなきっかけです」とコメント。「スクリーンでみなさまにお会いできるのを楽しみにしております」とも語った。
また、同作の市川南プロデューサーは、『夜叉』『あ・うん』の製作を手がけ、同作の原案者でもある故・市古聖智プロデューサーの思い出に触れ「2008年に亡くなった市古プロデューサーの最後の最後のプロットが去年の夏に東宝に持ち込まれ、降旗監督で映画にできないかということで、監督を含めストーリーを練り上げていきました」と振り返った。内容については「大切な人との愛を確かめる夫婦の愛の物語で、風光明媚な日本各地を回るロードムービーの形を取ったオリジナルストーリー」と明かし、「高倉さんのコミカルな演技も見られるかと思います」と教えてくれた。
共演者は現在調整中で、高倉と共演したことのない人の出演も予定されているという。
クランクインは9月7日、アップは11月中旬で、公開は2012年秋の予定だ。
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