週刊少年ジャンプで連載中の「斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのサイなん)」が山崎賢人主演、福田雄一監督で映画化されることが発表され、特報とティザービジュアル、各キャラクタービジュアルが解禁となった。
本作は、世界を滅ぼすことができるくらいトンでもない超能力を持ちながら、普通の生活を望む高校生など、特異なキャラクターが集結し、週刊少年ジャンプ連載陣の中でも異彩を放つ同名コミックが原作。この作品に魅了された『銀魂』『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田監督が、主人公の斉木楠雄役を山崎が演じることを絶対条件に映画化を熱望し、山崎が熱烈オファーを快諾し実現した。
これがコメディ映画初主演となる山崎は、監督の期待を上回るこれまでのイメージからは想像もできない新境地へと突入! さらに、斉木に思いを寄せる照橋心美(てるはし・ここみ)役を山崎と初共演となる橋本環奈。斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力(ねんどう・りき)役に新井浩文。闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬(かいとう・しゅん)役に吉沢亮。熱血の学級委員長・灰呂杵志(ハイロ・キネシ)役に笠原秀幸。見た目は真面目だけど元ヤンの窪谷須亜蓮(くぼやす・あれん)役に賀来賢人。騒動を巻き起こしがちの大人気イリュージョニスト蝶野雨緑(ちょうの・うりょく)役にムロツヨシ。ちょっとエロい校長・神田品助(かんだ・ぴんすけ)役に佐藤二朗と、福田組の常連キャストがそろい踏む。
映画化にあたっては、斉木楠雄のピンクの髪の毛、燃堂力のケツアゴなどを再現。全く違和感のないその再現度には、撮影現場を訪れた原作者・麻生周一も思わず唸るほど。
原作者の麻生は「髪の色をピンクにすると聞いた時は正直不安でした。マンガを実写化する時『見た目をどこまで原作に寄せるか?』は大きな悩み所だと思います。完全に無視すると原作ファンに怒られ、忠実にやり過ぎると違和感が出る…。まぁ大抵の場合上手く間を取る感じですが、この映画は違いました。ピンク!青髪!ケツアゴ!…はい、しかしどうでしょう?…違和感がない!奇抜な格好に負けない素晴らしいキャストたちのおかげで僕の不安は晴れました!あとは公開を待つだけ!楽しみです!」と述べている。
『斉木楠雄のΨ難』は2016年10月に撮影開始し今年4月完成予定。10月21日より全国公開となる。
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