世界で初めて養殖サンゴの産卵に成功した金城浩二の実話をもとにした感動作『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』。4月24日にこの映画が公開初日を迎え、岡村隆史、松雪泰子、比嘉奈菜子(ひが・ななこ)、金城琉斗(きんじょう・りゅうと)、李闘士男監督の5人が新宿バルト9に登壇、舞台挨拶にのぞんだ。
岡村は「いつもとは違う岡村隆史を見せれたのではないかという気もしています」と挨拶。松雪は「この作品に参加するときに台本を読ませていただき、とっても温かい気持ちになれたのですが、ご覧になって温かい気持ちになっていただけたでしょうか」と客席に問いかけ、大きな拍手を浴びていた。
そうしたなか、笑いを独り占めしたのが、岡村・松雪が演じる夫婦の息子役を演じた琉斗。「はじめまして、金城琉斗です」と言うと、その後は緊張したのか、口が貝になってしまった様子。そこで琉斗は、隣に立っていた“岡村お父さん”にコソコソ話で助けを求めると、岡村も琉斗の耳元でコソコソ。2人の内緒話が舞台上で繰り広げられる展開に、場内は大笑い。
岡村は「舞台に出る前は何を話すか考えていたみたいですが、出たら何を言えばいいの? となっちゃった」と内緒話を解説。最終的に岡村が「今日はたくさんの方に来ていただいて、どうもありがとうございます……」と琉斗に代わって挨拶をしていた。
すると、このやりとりを見ていた司会から「父性に目覚めましたか」という質問が。これに岡村は、「短い期間でしたが、松雪さんと夫婦役を演じさせていただき本当に楽しかったです。プライベートの方も充実させていけたら」と、結婚し家庭を持つことに前向きな発言をしていた。
この日はまた、子役2人から絵と手紙のプレゼントが贈られた。琉斗が贈ったのは絵。自分も含めた劇中の4人家族の絵で、「だいすき」という文字も書かれている。岡村から「絵をもらうのは2度目だが、うまくなっている」と褒められ琉斗は、またもや岡村の耳元でコソコソと話をし、「下書きはしてない」ことをアピールしていた。
一方、奈菜子からの贈り物は手紙。岡村の格好良さ、松雪の優しさについて触れた後、「私が一番好きなシーンは、岡村さん、松雪さん、琉斗と家族4人が1つになって抱き合うシーンです。そのシーンは私の大きな宝物になりました。私は辛くて泣きそうなことがこれからあっても、大きな宝物を心に持っているので、自信をもって前を向いて頑張ります」と読み上げ、優しい両親を演じた岡村・松雪をジーンとさせていた。
『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は新宿バルト9ほかにて全国公開中。
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