菊池桃子のデビュー作として知られるちょっとエッチな青春コメディ『パンツの穴』(84年)。この映画をリメイクした『パンツの穴 THE MOVIE 童貞喪失ラプソディ』が11月19日に公開初日を迎え、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋で行われた舞台挨拶に主演の篠崎愛、田之上賢志、森岡利行監督と、主題歌を担当したAeLL.の西恵利香、石條遥梨(しじょう・はるな)、鷹那空実(たかな・くみ)が登壇した。
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・『パンツの穴』初日舞台挨拶、その他の写真
本作のポスターでも着用している白のワンピース姿で登場した篠崎は「初映画出演で初主演だったので、すごく緊張したんですけど、こんなにたくさんの方に来ていただけて嬉しいです」と挨拶。
また、撮影の思い出として泣くシーンを挙げると「普段、感情が薄いと言われていて(笑)、あまり泣かないので、泣くシーンがあるのでどうしようと思った。でも、お父さん(役の方)がすごく役に入られていて、その表情を見てセリフを言っていたら、自然と気持ちが入って泣けてきた。そのシーンはすごい緊張したんで、泣けて良かったです」と振り返っていた。
主題歌のほか出演も兼ねたAeLL.の西は「何を隠そう22歳でございまして、制服を着るのが5年ぶり。すごく緊張したんですけど、背の小ささで何とかなったんじゃないかなと思っております」と笑顔でコメント。
石條は「私はセリフが二言しかなかったんですけど、それでも緊張しちゃって、初めての映画なので緊張を出さないように頑張りました」と話し、鷹那も「すごく緊張しちゃって、あまりうまく演技をできなかったんですけど、とりあえず一生懸命頑張りました」と語った。
本作は青春ドラマ。「自身の高校時代の青春と比べてどう?」という質問に、篠崎は「高校生のときは、女の子とは普通に喋るんですけど、男の子とは緊張しちゃってあまり喋らなかった。今回、田之上くんと共演し、高校時代に戻ったような気がしました」と回答。
一方、田之上は演じた博志と似ている部分があるそうで、「(博志が)ヘンな夢を見るじゃないですか。自分もあんな風な夢を見てしまうときがある」と回答。実は博志は、自分の体が篠崎演じるなるみになってしまい、服の襟元から胸を覗き、さらに下も覗こうと妄想するシーンがあるのだが、共演者の妄想話に、隣で聞いていた篠崎は口を開けて大笑い。田之上も言ってから恥ずかしいと思ったようで「(自分の夢の)内容はちょっと言えないんですけど」と自らフォローし笑いを誘っていた。
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