椎名誠の小説を阿部サダヲ主演で映画化。貫地谷しほり、佐々木希も共演！
(C) 2012「ぱいかじ南海作戦」製作委員会
椎名誠の小説「ぱいかじ南海作戦」が映画化されることとなり、主演を阿部サダヲがつとめ、ほかに永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希の3人が出演することが明らかになった。
「ぱいかじ」とは「南風」を意味する沖縄の方言。本作では、会社倒産と同時期に妻に去られた男・佐々木が、南の島での気分転換を思い立ち西表島へやってくるも、全財産を盗まれ、海浜でサバイバル生活をスタートさせる様子が描かれていく。佐々木を阿部が、彼と一緒に暮らし始める若者を、永山、貫地谷、佐々木が演じる。
11月に西表島で撮影。スコールや地震にも見舞われ、強風でテントが何度も飛ばされるなど、映画さながらのサバイバル状態だったという。
映画化に当たって原作者の椎名は「これは原作よりもはるかに通過、オモシロ映画になりそうだ」と期待を寄せた。
阿部はロケ地について「本当の自然がたくさん残っている素敵な島」とコメント。共演者については「撮り順が台本の流れと逆になっていたので、かなり永山君の芝居に助けられました。スゴイ俳優です！」と永山を絶賛。女優陣についても、「貫地谷さん、佐々木さんはとにかく明るくて、お2人が西表に来て、現場が賑やかになりました」と魅力を語った。
一方、貫地谷は「11月の西表島は太陽が出ればとても暑く、雨もとても多くて天気との戦いの日々でした。とはいえ、美しい海と砂浜という最高のロケーションのなかで、安部さんをはじめとする最高のキャストのみなさんと楽しく撮影できて本当に幸せです」と振り返り、佐々木は、「大阪の元気な女の子役なので、とにかくテンションを上げて演じました」と役を説明。「大阪弁のセリフが難しかった」と感想をもらしていた。
『ぱいかじ南海作戦』は2012年夏に新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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