A・ワインハウス伝記映画の主演候補筆頭はレディ・ガガ、でも映画化には家族の壁！

2011.12.15

今年7月に27歳という若さで急逝。その早すぎる死が惜しまれていたイギリスの歌手エイミー・ワインハウス。未発表曲を含んだアルバムは12月5日にリリースされ、現在イギリスのアルバムチャートにてトップを飾っている。

そのワインハウスの伝記映画製作の噂が以前より飛び交っており、メディアではレディ・ガガが主演候補として挙げられている。そのキャスティング案について、父親であるミッチ・ワインハウスがイギリス大衆紙「The Sunday Mirror」に以下のように語った。

「私たちはトニー・ベネットのバースデーパーティに招待され、ガガの両親と同じテーブルに座ったんだ。そこで、私はガガがエイミーの役を熱望しているというのを聞いたんだよ。彼女の英語がどんなアクセントかわからないけど、エイミーを演じるには、ブリティッシュイングリッシュのアクセントだけでなく、ロンドンの下町訛りとユダヤ系のアクセントが完璧でなくてはならない。そのためには今から練習を始めたほうがいいだろうね。でも、ガガだったらきっと素晴らしいと思うよ」

これは、OKサインといってもいいだろう。だが一方で、ミッチは映画製作には積極的ではなく、「音楽なしで伝記映画を製作するのはとても難しいだろうね。私たちは曲の使用を許可しないだろうから」とも話しており、現段階ではまだ具体的な話には至っていないようだ。だが、実現すればかなりの話題になることは間違いない。

歌唱力、キャラクター共に申し分なく、さらにワインハウスを崇拝していたというガガだからこそ演じられるエイミー・ワインハウス。どんな作品になるのか、ぜひ見てみたいところだ。（文：Masami Shimura／London）