職場での左遷と私生活での失恋のダブルショックに傷つくアラサーの女性編集者と、才能あふれる孤高のダンサーの奇妙な同居生活を描いた『きみはペット』。この映画が1月21日に公開初日を迎え、TOHOシネマズ 日劇で行われた舞台挨拶にチャン・グンソクとキム・ハヌルが登壇した。
ファンで埋まった満員の客席を前に、グンソクは「映画館でマスコミのみなさんとお客さんの前でお話して、本物の俳優になったような気分です」と挨拶。司会から「プリンスと呼ばれるグンソクさんがなぜペット役を?」と質問されると、「えーと……正直、お金がなかったんです」と茶目っ気たっぷりに答え、観客の笑いを誘っていた。
また、「実際にハヌルさんのペットになったら何をしてあげたいたい?」と聞かれたグンソクは「ハグしてあげたい」と回答。「ハグだけですか?」とさらに問われると、「チャンスがあればいろいろなことも」とニッコリと答えていた。
一方、撮影中のエピソードについてハヌルは「自分の弟と間違えてグンソクさん演じるカン・イノのお尻を叩くシーンがあるのですが、そのときはお会いしたばかりで叩きにくいな、と思ってました。でも、グンソクさんが『大丈夫ですよ、叩くだけじゃなくて、揉むくらいしてもらっても』と言ってくださったんです」と裏話を披露。
司会から「なぜ『お尻を揉んでもいいよ』とおっしゃったんですか?」と突っ込まれたグンソクは「お金が必要だったからです」とお金発言をリピート。会場を沸かせていた。
この日は韓国の旧正月が1月23日ということにからめ、あらかじめ用意した書き初めをお披露目した2人。ハヌルが書いたのは韓国語で「気絶」、グンソクは漢字と英語で「笑www」と書いていた。
理由についてハヌルは「日本でこの映画が公開されて500万人くらいお客さんが入り、気絶するくらい嬉しくなりたいという願いを込めて、『気絶』と書きました」と説明。
グンソクは「どんなにつらいときも、笑顔を忘れないでいることが大切だと思うので『笑www』を書きました。最近友だちとメールするときにもよく使ってますよ。ワラワラワラ」と笑顔で話していた。
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