9.11のアメリカ同時多発テロで最愛の父親を亡くした少年が、父が遺した鍵にピッタリと合う鍵穴を見つけようと、ニューヨーク中を駆け巡る姿を追った感動作『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。この映画で主人公の少年を演じたトーマス・ホーンが来日。剛力彩芽と2人で2月14日にパークハイアット東京でトークショーに臨んだ。
最初に登壇した剛力は、すでに映画を見たそうで「家族の温かさや、言葉を交わしていなくてもすべてが伝わるという、その空気感がすごく素敵で、見ているうちにどんどん見入ってしまった、すごく素敵な作品でした」と絶賛。
次いで登壇したホーンは「この映画は監督や出演者の方を含めて、ほかの人と心をつなげることがいかに大切であるかを考えて一生懸命作りました。映画を見た方がプラスの気持ちを感じていただければ幸いです」と話した。
ホーンにとって本作は映画デビュー作。そこで大役をつとめた感想については「いろいろなキャリアを積んだ子役が大勢いて、この役をやりたかった人もたくさんいるなか、経験のない僕を選んでいただけたことは本当に幸運だと思っています」とコメント。撮影前には2ヵ月ほどリハーサルを行ったほか、9.11の事故に遭遇した人たちからも話を聞いたそうで、「人が持っている哀しみを今までよりも理解できるようになったと思います」と話していた。
また、父親役にトム・ハンクス、母親役にサンドラ・ブロックと、オスカーに輝く演技派2人と共演したことについては、「2人が自分の演じるキャラクターをどれほど深く理解しているのかが伝わってきて、とても感銘を受けました」と回答。印象的だった出来事として、監督から「できればこのシーンで涙を流してほしい」と伝えられたサンドラが、5秒くらいで涙を流したシーンを挙げると、「役にスパッと入り込めるすごさに、とても驚きました」と振り返っていた。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中だ。
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