『借りぐらしのアリエッティ』が北米公開、ジブリ史上最高のオープニングを記録!
スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(米林宏昌監督)が『The Secret World of Arrietty』という英題で2月17日より北米公開され、週末3日間の興収が645万7000ドル(5億1600万円/1ドル80円計算)で初登場9位を記録。ジブリ作品の北米公開史上、最高のオープニング記録となったことが判明した。
・アリエッティの声を担当した志田未来がDVDのプロモーションイベントに出席
同作は、日本では2010年7月に劇場公開され、この年公開の邦画でトップとなる興収92.5億円を記録したヒット作。北米での公開館数は、2009年夏の『崖の上のポニョ』の927スクリーンを超える1522スクリーンで、ジブリ作品としては最大規模となっている。
また、ニューヨーク・タイムズ紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、タイム誌などの米国主要メディアで映画批評・特集記事が掲載され、高い評価を得ている。
北米公開にあたっては、『崖の上のポニョ』と同じくスティーブン・スピルバーグ作品のプロデューサーとして知られるキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルの2人がエグゼクティブプロデューサーをつとめ、監督には『ファインディング・ニモ』の音響監督などで知られるゲイリー・ライドストロムが起用された。
声優は、アリエッティ役にディズニー・チャンネルなどで活躍する若手女優ブリジット・メンドラーが抜擢され、ショーン(翔)役にはデヴィッド・ヘンリー。このほかエイミー・ポーラー、ウィル・アーネット、キャロル・バーネットといった俳優陣が脇を固めている。
この結果について、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「未編集のまま公開してくれたディズニー、キャシーとフランク、そしていつも支えてくれているジョン・ラセターに感謝します」とのコメントを発表している。
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