“鉄の女”と呼ばれ、イギリス初の女性首相となったマーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。この映画の国会議員向け試写会が2月21日に第一議員会館で行われ、サッチャーの生き様に興味を示した約120名の議員と秘書たちが出席した。
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サッチャー元首相と同様、女性として政治の場で活躍する辻元清美衆議院議員は「政治の厳しさと共に1人の人間として女性としての生き様が伝わってきて、同じ女性政治家としていろんなことを考えさせられた。男性政治家より女性政治家の方が厳しい状況なのは日本も変わらないですね。決断して時代を動かすサッチャーさんは、私を育ててくれ身近で見させていただいた土井（たか子）さんとすごく重なりました。考え方や哲学は違いますが、信念を貫くところは、私も似ているなと思います。パワーをもらえる映画なので、サッチャーさんと同じ思いをしているのではないかと思う、働く女性の方に見てほしいです」とコメント。
河野太郎衆議院議員は「強い信念をもった人で頭が下がります。11年も首相をつとめたのはすごいことです。今の日本にはいないからね」と話した。
また、野田内閣で内閣府特命担当大臣（経済財政政策・科学技術政策）をつとめる古川元久衆議院議員は「“鉄の女”サッチャーさんの新しい一面が見れました。人間なら誰しも持つようなものを兼ね備えながら、リーダーとして振る舞う姿に尊敬の念を感じました。まるで本物のサッチャーを見ているようでした」と語った。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は3月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開となる。
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