蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子が共演し、日本女性の美しさを描き出した映画『FLOWERS −フラワーズ−』の完成披露セレモニーが、5月10日に東京国際フォーラムで開催された。
セレモニーに登場したのは、体調不良のために欠席した蒼井をのぞく、鈴木、竹内、田中、仲間、広末の5人。それぞれ“花”をイメージした艶(あで)やかなファッションに身を包み、まぶしいほどの美しさを競っていた。
資生堂「TSUBAKI」のキャンペーンをきっかけに始動したという本作。昭和11年、結婚式直前に家を飛び出した蒼井扮する女性を皮切りに、3世代に渡る女性たちが幸せを願いながら懸命に生きていく姿が、四季折々の日本の風景のなかに映し出されていく。
現代を生きる3代目の女性を演じた広末は「京香さんが姉で、仲間さんが母で、伯母が麗奈さんと結子さんなんて、こんな美人家系ないでしょう!? 実は、脚本を読んだとき、ちょっと非現実的かなと思ったんですけど(笑)」と本音をもらしつつも、「でも、幸せを追い求めながら生きていくみんなの姿が本当にリアルで、人を愛することの美しさが伝わってくる映画。そして、そんな女性を守りたい、愛したい男性の方にも見てもらいたい」と映画の良さをアピールしていた。
また、司会が全員に「どんなところが日本女性の良さだと思うか」とたずねると、「相手をおもんぱかったり察するところ」と竹内。田中は「日常のなかの細やかな気遣いは、日本女性の繊細さの現れ」、仲間は「所作などが細かく、そのなかにしなやかさ、繊細さがあるのが日本人女性の素晴らしさ」、鈴木は「奥ゆかしさ。外側は柔らかく、芯はしっかりしているところ」と回答。広末も、「四季折々の行事を大事にしていくところ」と話し、「強さだけではなく、繊細さを併せ持った日本人女性でありたいと思います」と続けた。
『FLOWERS −フラワーズ−』は6月12日より全国東宝系にて公開される。
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