「死ぬ気でやった」ジャルジャルが主演作『ヒーローショー』イベントに登壇

2010.05.13

右から井筒和幸監督、福徳秀介、後藤淳平、ちすん。左端は乱入してきた椿鬼奴。後ろはギガチェンジャー

監督生活35年目を迎えた井筒和幸監督の最新作『ヒーローショー』。5月12日、この映画のイベントが都内で行われ、井筒監督のほか、主演をつとめたジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介、共演のちすんが登壇。映画の見どころなどを語った。

『ヒーローショー』作品紹介
 ［動画］3月に行われた完成披露試写会舞台挨拶／ジャルジャルほか

映画は、ヒーローショーのアルバイトをしていた若者たちの暴走を追ったバイオレンス映画。ジャルジャルの2人は本作で映画初主演を果たしており、後藤は、「映画では石川勇気という自衛隊あがりの軟派な兄ちゃんを演じてますが、なかなかの男で」と役柄について紹介。「まさか自分が映画に出るなんて。しかも主演だなんて思ってもいなかったです」と、今回のキャスティングについての驚きを口にした。

一方、後藤と対照的な役を演じた福徳は「僕は、親のスネかじりで気が弱い、静岡出身の青年を演じました」。劇中ではヒーローショーの悪役を演じている福徳。映画初主演については、「井筒監督はホンマすごい人。大ヒット作ばっかり手がけている人でしょ。自分らが出してもらえるなんて、『もう何でもやります！』という勢いで、睡眠時間削って、死ぬ気でやりましたよ」と、全力投球したことをアピールしていた。

そんな2人と共演したちすんは、「後藤君と福徳君は、初めてお会いしたときは『高校生？』と思うくらい若々しかった」と振り返り、「でも、撮影が始まったらビシっとして、テレビで見る彼らとはまったく違いました。ほんとにハードスケジュールだったみたいで、待ち時間はほとんど寝てましたけど」と撮影中の様子について教えてくれた。

『ヒーローショー』は5月29日より角川シネマ新宿ほかにて全国公開される。