新作『鍵泥棒のメソッド』引っさげ登場した堺雅人、広末涼子に上海が熱狂！

2012.06.18

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売れない貧乏役者と記憶を失った殺し屋。2人の人生が入れ替わったことから巻き起こる悲喜劇を描いた『鍵泥棒のメソッド』。この映画が6月16日より開催中の第15回上海国際映画祭のコンペティション部門に選出され、主演の堺雅人、広末涼子、内田けんじ監督がオープニングのレッドカーペットイベントや舞台挨拶に登場した。

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同作の映画祭上映チケットは、発売前夜から行列を作るほどの人気ぶりで、5スクリーニング（約3000席）のチケットは即完売。チケットを取れなかった方から映画祭事務局に電話が殺到したほか、中国版ツイッターの微博（weibo）には、「どうしても見たい！」という熱烈な書き込みが続々と投稿されたほど。堺と広末が16日に入国した上海の空港にも100人を越えるファンが殺到した。

17日の舞台挨拶会場へつながるレッドカーペット上には、堺や広末の姿をひと目見ようと200人以上のファンが取り囲み、急きょ、映画祭側が警備員を増加。客席が満席となるなか、舞台挨拶に登壇した堺は「上海最高です」と挨拶。どうしてキャストの香川照之が登壇していないのかという質問には「香川さんは今、歌舞伎という日本の伝統芸能に挑戦しています。俳優として尊敬する方の1人。でも、この映画ではバカやってますけど（笑）」と答えていた。

また広末は「上海の人たちにこんなに歓迎されて嬉しい。上海、大好きです」と話し、内田監督は「中国でお2人がこんなに人気があるなんて。キャスティングしてよかった（笑）。とにかく楽しい映画なので、楽しんでください」と映画をアピールした。

『鍵泥棒のメソッド』は9月15日よりシネクイントほかにて全国公開となる。