2017年のブレイク俳優/不気味なピエロを演じて話題沸騰、北欧の超イケメン!

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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ペニーワイズを演じ注目を集めたビル・スカルスガルド
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ペニーワイズを演じ注目を集めたビル・スカルスガルド

【2017年にブレイクした俳優たち】

毎年、様々な作品からブレイクを果たす俳優たちが登場するが、2017年はここにも多様性が顕著。2018年のブレイク必至の顔ぶれも先取りしながら、ご紹介しよう。

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ほとんど無名ながら、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の大ヒットで一躍注目の存在となったのは、同作でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルド。苗字でピンとくる方も多いと思うが、父は『アベンジャーズ』シリーズのセルヴィクド博士役から『メランコリア』などアート作品まで幅広く活躍するスウェーデンの名優、ステラン・スカルスガルド。兄は昨年『ターザン:REBORN』に主演し、今年はTVシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」でエミー賞助演男優賞受賞など、こちらもブレイク中のアレクサンダー・スカルスガルド。2018年も親子二代でますますハリウッドでの活躍が期待できそうだ。

今年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリは、43歳での大ブレイク。TVシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や映画『ハンガー・ゲーム』シリーズでも活躍していたが、わずかな出演シーンにも関わらず深い印象を残す『ムーンライト』でオスカー俳優となった。

同部門にノミネートされたルーカス・ヘッジズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)は21歳。続いて出演した『スリー・ビルボード』(2月1日公開)、『Lady Bird(原題)』(2018年公開予定)の2作はともにアカデミー賞レースでトップを走っている有力作。変に目立とうとしなくても、ひたむきさで光る演技派であり、出演作に恵まれる運の良さも格別だ。

『スリー・ビルボード』に出演しているケイレブ・ランドリー・ジョーンズも、2017年に活躍した1人。28歳でキャリアは数年前から軌道に乗っていたが、今年は『ゲット・アウト』『バリー・シール/アメリカをはめた男』、そしてTVシリーズ『ツイン・ピークス The Return』でクセモノ系俳優の存在感を示した(後編へ続く…)。

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