波瑠と西島秀俊が「ド田舎の遊園地」を駆けめぐる姿を描いた小森陽一の原作小説「オズの世界」を映画化する『オズランド』で初共演をはたすことがわかった。
主人公は、新入社員として彼氏も勤める超一流ホテルチェーンに就職してきた波平久留美(なみひら・くるみ)22歳。だが、意気揚々と入社してきた彼女を待っていたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…。絶叫とともに転勤する久瑠美。彼女の前に広がるのは、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地と、数々の企画を成功させ、「魔法使い」と呼ばれる天才社員・小塚慶彦(おづか・よしひこ)ら個性的過ぎる従業員たち。
小塚からゴミ拾いやお客様の案内ばかりを指示され、憂鬱な気持ちを抱えていた久瑠美だが、各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署に異動できることを知る。そこで久瑠美はMVP社員になるべく仕事に邁進するのだが、やることなすこと失敗だらけで、自分が社会人として未熟であることを痛感させられる。だが、小塚の叱咤を受けながらも、様々な失敗や成功を積み重ねて行く中、徐々に仕事の楽しさに気がついていく久瑠美は、目標としていたMVP社員を獲得し、東京へ戻ることができるのか? そんなある日、彼女は小塚の秘密を知ってしまう。
波瑠が地方の遊園地に配属となった新入社員の波平久瑠美役で、全国拡大公開映画としては初主演。西島が“魔法使い”と呼ばれる遊園地の伝説的企画マンで、久瑠美の上司となる小塚慶彦役に扮する。
メガホンをとるのは、2016年末に多部未華子・高橋一生の共演が話題となったラブコメスペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』を手掛けた波多野貴文。脚本を大ヒット映画『ヒロイン失格』の吉田恵里香が担当する。
そんな波瑠との初共演について、上司の小塚役を演じた西島は「波瑠さんの第一印象は『頭のいい人』です。また、素直でまっすぐな心を持った真面目な方だと思いました。撮影に入ってから色々と話していると、とにかく頭の回転が早くて面白い。またぜひ共演したいと思います」と話し、台本を初めて読んだ感想に関しては「とにかく面白い台本で、ぜひ参加させてもらいたいと思いました。この映画の登場人物たちはとてもチャーミングですが、実際に遊園地で働いていらっしゃる方をモデルにしています。みなさん個性的かつ魅力的な方々で、実際お会いしてからより演技が楽しくなりました」と話している。
『オズランド』は今秋、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開となる。
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