『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟監督と『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督がタッグを組んだ話題作『クラウド アトラス』が、9月8日(現地時間)に第37回トロント国際映画祭で上映され、約10分間のスタンディングオベーションが続いた。
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同作は、日本に長く滞在し日本を舞台にした小説も多いイギリス人小説家デヴィッド・ミッチェルのベストセラーを映画化した作品。過去・現在・未来を行き来しながら、生と死、愛、希望、勇気の物語がエモーショナルな映像と共に展開していく。
上映前にはレッドカーペットイベントも行われ、3人の監督のほか、出演者のトム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダーシー、ジョウ・シュン、キース・デヴィッド、スーザン・サランドン、ヒュー・グラントといったそうそうたる顔ぶれが登場した。
サウンドバイツでトム・ハンクスは「こんな素晴らしい映画に出演できて本当に嬉しい。ウォシャウスキー監督の映画に僕が出るなんてありえないと思っていたけど、色々と話がめぐって僕のところに来たときは宝くじに当たったみたいに嬉しかった」と出演の喜びをコメント。
ハル・ベリーは「こんなに素晴らしいキャストが揃ったのも、脚本が素晴らしいから。時代と場所を越えてすべての人生はつながっているというテーマの映画で、監督が同じ俳優に時代ごとに違う役柄をやらせているのが面白いわ」と作品の内容について語った。
またヒュー・グラントは「監督が3人もいるなんて今までになかったけど、混乱はしなかったよ。逆に、それぞれの監督が撮ったところをつなげても全く違和感がないことのほうが不思議だった」と話した。
上映後には3階の観客までもが立ち上がり熱いスタンディングオベーションが行われ、拍手は約10分間続いた。同映画祭はノン・コンペの映画祭のため、最高賞は観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)となるが、同作が観客賞を受賞する期待が高まっている。
また9月14日には、5分41秒という前代未聞の長い長い予告編の劇場上映が東京を皮切りに一部劇場にてスタートする予定だ。『クラウド アトラス』は2013年春に全国公開される。
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