ジョン・トラヴォルタが愛息の死後、俳優引退を考えていたことを告白!
2009年に息子を亡くしたジョン・トラヴォルタが、その直後ショックのあまり俳優を引退することを考えていたことを告白した。
・ジョン・トラヴォルタが、長男の急死について悲しみのコメント
91年に結婚した女優のケリー・プレストンとの間に長男として生まれたジェット君だったが、家族でバハマに休暇滞在中に16歳という若さで急死。愛息の早すぎる死にトラヴォルタをはじめ、家族は大きな悲しみに襲われていた。
その後、しばらく仕事から離れていたトラヴォルタだったが、息子の死から3年を経て、オリヴァー・ストーン監督最新作の『Savages(原題)』に出演。今回はイギリスでの公開に際し、BBCのインタビューにて、その心境などについて語った。
「私は数年前に、息子を亡くしました。その後3年間で、教会をはじめ、多くの人たちやファン、家族がたくさんのサポートをしてくれました。そして、仕事に復帰することを決心したのです。なぜなら、俳優業から引退することさえ考えていたからです」と告白。
さらに、息子への思いについても、「彼との時間があまりに短かったので、私たちは胸が張り裂けるような思いです。私たちの残りの人生では、彼と過ごした思い出を大切に胸にしまっていきたいと思っています」と語った。
当時、トラヴォルタとケリーには娘もいたが、ジェット君の死後から1年後には、その悲しみを乗り越え、ケリーはなんと47歳にして妊娠、出産している。
今回、トラヴォルタが「最高の五つ星の作品だから出演を決めた」という『Savages』は、ドン・ウィンズロウの犯罪小説「野蛮なやつら」の映画化。『ゴシップ・ガール』で人気のブレイク・ライブリーやユマ・サーマン、ベニチオ・デル・トロなど豪華キャストの出演でも話題となっている。
何年の時が経とうとも、息子を失った悲しみが消えることはないが、これからもトラヴォルタをスクリーンで見ることを楽しみにしているファンにとっては、今後ますますの活躍を期待したいところだ。(文:Masami Shimura/London)
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