人気シリーズ『007』の23作目であり、50周年を迎えた記念作品でもあるシリーズ最新作『007/スカイフォール』。先週末より本作の“生みの国”であるイギリスをはじめ、世界25ヵ国で公開され、シリーズ史上最高となるオープニング成績を叩きだす大ヒットスタートとなった。
イギリスでは公開週の週末3日間で約2010万ポンド(約25億7280万円/1ポンド128円計算)、さらに全世界トータルでは約7770万ドル(約62億1600万円/1ドル80円計算)という興行収入を記録。イギリスにおいては、昨年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に続く第2位の成績であり、2D映画としては史上最高の数字となった。
本作は、ダニエル・クレイグがボンドを演じる3作目となるが、過去のオープニング成績と比較してみても1作目の『007/カジノ・ロワイヤル』の76%アップ、2作目の『007/慰めの報酬』の30%アップとなっている。
先日、イギリスのサイトで行われた「既婚女性が選ぶ浮気したいジェームズ・ボンド」の1位にも選ばれたクレイグの人気ぶりがうかがえる結果となった。そのため、クレイグは既に24作目と25作目への続投が決定しており、次回作は2014年の公開が予定されているが、今から期待値が高まっている。
『スカイフォール』では、クレイグの他にM役でお馴染みのジュディ・デンチ、悪役を演じたハビエル・バルデム、そしてボンドガール役の2人、イギリス人女優ナオミ・ハリスとフランス人女優ベレニス・マーロウ。さらに主題歌には、現在イギリスで人気実力ともにNo.1の呼び声高いアデルが担当するなど、今回も豪華キャストが勢揃いし、見ごたえ十分の作品に仕上がっている。
映画史上最も長いシリーズであり、長年多くのファンに愛され、魅了し続けている『007』。最新作『スカイフォール』は、全米では11月9日より、日本では12月1日からの公開となっており、今後ますます興行収入を伸ばすことは間違いなさそうだ。(文:Masami Shimura/London)
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