ルーカスフィルムがディズニー傘下に。売却益の大半はチャリティにあてる意向
ディズニーがルーカスフィルムを40億5000万ドルで買収、『スター・ウォーズ』シリーズの新作を2015年に全世界公開すると発表した。『エピソード7』にあたる新作では、スティーヴン・スピルバーグがプロデューサーを、キャスリーン・ケネディが製作総指揮をつとめ、ルーカスはクリエイティブ・コンサルタントとして製作に携わり、第一線からは退くという。監督やキャストなどはまだ発表されていない。
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ディズニーは『エピソード7』を2015年に公開後は、2〜3年間隔で同シリーズの次なるエピソードを撮影していくという。また、『スター・ウォーズ』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの権利も取得し、今後リメイクや続編製作にも前向きのようだ。ゲームスタジオのルーカスアーツ、VFXで知られるILM(インダストリアル・ライト&マジック)、音響部門のスカイウォーカー・サウンドもディズニー傘下に入る。
『スター・ウォーズ』シリーズに関しては「もともと12部作だった」とルーカスの伝記である「Skywalking: The Life and Films of George Lucas(原題)」の著者デイル・ポロック氏は語る。少なくともあと3作(エピソード7、8、9)の製作は決定しているシリーズだが、ポロック氏によれば「なかでも最もエキサイティングなのが7、8、9のエピソード」だとか。内容の詳細は一切不明だが、過去に発表された『スター・ウォーズ』関連のノベライズやコミック、ゲームなどを脚色するものにはならないらしい。「E! Online」によると、新シリーズ3作はジョージ・ルーカスによるオリジナルストーリーを基にするという。
一方「Hollywood Reporter」によると、ルーカス本人は、ルーカス・フィルムをウォルト・ディズニーに売却して得た40億5000万ドルの大半をチャリティ活動支援の寄付にあてる意向のようだ。
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