岡田准一に平手打ちされた榮倉奈々「親にも殴られたことがないので衝撃でした」
アニメ映画化に続き、主演に岡田准一、ヒロインに榮倉奈々を迎えて実写映画化されることが発表されていた『図書館戦争』。現在撮影中のこの映画の記者会見が11月8日に撮影現場付近の常総市立図書館で行われ、岡田と榮倉のほか、未発表だったキャストの田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二が登場した。
・『図書館戦争』で岡田准一と榮倉奈々が初共演、意気込み語る!
本作は、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた近未来の日本を舞台に、武力行使さえ許される不当な検閲から“本”を守る自衛組織「図書隊」の隊員たちによる命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤(どうじょう・あつし)と新米女性隊員・笠原郁(かさはら・いく)の恋愛を描いた作品。
堂上を演じた岡田は「アクションやラブストーリーなど、いろいろな要素が詰まっていて、原作も人気のある作品に出演でき嬉しいです。怒っているか、戦っているか、銃撃戦をしているかといった役なので、楽しんで笠原(榮倉)をしごいています(笑)」とコメント。続いて「笠原を平手打ちするシーンで、一発“パン!”と叩いたら、泣かれてしまいました……。ものすごい罪悪感でその後のセリフは動揺を隠せませんでした(笑)」と話した。
これに対し、笠原を演じた榮倉は「鬼教官(岡田)が予想以上、台本以上に鬼で、心がめげそうにもなりましたが、逆に『チクショー!』って燃えて演じています。(岡田は)しごいているときは楽しそうですよ。私は親にも殴られたことがないので、想像を超える衝撃でした(笑)」と振り返った。
また、堂上の同僚・小牧幹久(こまき・みきひさ)を演じた田中は「原作はとても面白い作品ですし、撮影でも丁寧に撮られているので、すごい作品になると思います。コンビを組んでいる岡田さんに、見劣りしないように頑張っていきたいです」と語り、「情報屋」の柴崎麻子(しばさき・あさこ)に扮する栗山は「アニメ化の際に、人から私に似ているキャラクターがいると聞いて、その後、原作を読んで興味を持ちました。自分が好きな作品に出演できることが、とても光栄です」と語った。
本作は9月29日にクランクイン。防衛省(陸上自衛隊・航空自衛隊)協力の元、航空自衛隊入間基地、熊谷基地や、水戸、甲府、北九州など全国各地の図書館で撮影を行い、12月初旬にクランクアップ予定。2013年4月27日より全国東宝系にて公開となる。
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