2012年「ギャラ払われ過ぎハリウッド俳優」1位はエディ・マーフィ!
米経済誌「フォーブス」が、毎年発表している「出演料払わられ過ぎ俳優ランキング」で、エディ・マーフィが2012年の1位に選ばれた。昨年まで2年連続2位だったが、今回は残念ながらついにトップに踊り出てしまったようだ。
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マーフィは、1980年代には『48時間』や『ビバリーヒルズ・コップ』などのヒット作を産み出し、ハリウッドでトップクラスの俳優として輝いていた時代もあった。しかし、ここ最近の主演作である『デイブは宇宙船』や『エディ・マーフィの劇的1週間』、『ジャックはしゃべれま1,000(せん)』などは興行収入が上がらず、全て大失敗に終わってしまったため「マーフィのキャリアは崩壊してしまっている」と解説されている。
「フォーブス」誌では、過去3作品の出演料と興行収入からこのランキングを作成。その結果、マーフィは出演料1ドルにつき2ドル30セントしか稼ぎ出していないという結果になった。ここ最近は、何かとプライベートや残念なニュースで話題になることが多いマーフィだが、『ドリームガールズ』や『シュレック』シリーズなどのヒット作ではまだまだ存在感を見せているだけに、再び返り咲くことを期待したいところだ。
続いて、『幸せになるための27のドレス』などに出演の米女優キャサリン・ハイグルが、1ドルにつき3ドル40セントの稼ぎで2位に選出。
3位には、ハリウッド女優のなかでも人気が高いリース・ウィザースプーンが意外にも1ドルにつき3ドル90セントでランクイン。大きな理由としては、まず作品選びに問題があると指摘され、特にオーウェン・ウィルソンやジャック・ニコルソンなど豪華俳優陣が集まった『幸せの始まりは』が、膨大な製作費に対し興行収入も上がらず、さらに2010年のワースト映画の1本にも選ばれるという散々な結果が響いたようだ。
4位にはサンドラ・ブロックが1ドルにつき5ドル、5位にはジャック・ブラックが1ドルつき5ドル20セントと続いている。
その他、トップ10にはニコラス・ケイジ、アダム・サンドラー、デンゼル・ワシントン、ベン・スティラー、サラ・ジェシカ・パーカーといった錚々たるメンバーがランクインし、一見「高額出演料ランキング」のようにも見える。いかに、ハリウッドのトップに君臨し続けることと、良質な作品に出演し続けることが大変なことかがうかがえる結果となった。(文:Masami Shimura/London)
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