『舟を編む』新キャストにピース又吉。辞書の装丁デザイナー役に挑戦！
(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2012年の本屋大賞第1位に輝いた同名小説を、松田龍平と宮崎あおいの共演で映画化する『舟を編む』。この作品にピースの又吉直樹らが出演していることが新たに発表された。
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同作は「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞した三浦しをんの原作小説を、『川の底からこんにちは』などの作品で国内外から注目を集める石井裕也監督が映画化する作品。
出版社の玄武書房で辞書を編集する編集部に集う変わり者たちが、言葉を巡って絆を深めていくという物語で、松田が言葉に対する天才的なセンスを見出され辞書編集部に異動になった馬締光也（まじめ・みつや）を、その馬締が一目惚れしてしまう下宿大家の孫娘で板前見習いの林香具矢（はやし・かぐや）を宮崎が演じている。
ほかのキャストとして、お調子者の先輩編集者西岡役にオダギリジョー、女性誌から異動してくる若い編集者みどり役に黒木華らが発表されているが、今回、新たに又吉をはじめ、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹、麻生久美子の6名のキャストが発表となった。
お笑い界随一の読書家として知られる又吉が演じるのは、辞書の装丁デザイナー上田役。広辞苑などの辞書も多数愛用しているそうで、本作では新しい辞書「大渡海（だいとかい）」のデザインを担当し、松田扮する馬締やオダギリ扮する西岡と共同して辞書を作り上げていく役を演じている。
本作への出演について又吉は「辞書を読むのは好きですね。家に国語辞典だけで4、5冊あります。ほかに類語辞典、地名辞典とかカタカナ語辞典とか」と話し、「ほんとに日常的に辞書は引いてきました。ただ辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごい面白いなと思いましたね」と続けた。また、松田やオダギリとの共演については「やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と感想を述べている。
『舟を編む』は2013年4月13日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。
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