第85回アカデミー賞の作品・脚色・監督・主演女優の4部門にノミネートされたファンタジックな感動作『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』。6歳(撮影時)の主演女優クヮヴェンジャネ・ウォレスが史上最年少でオスカーにノミネートされたことでも話題を呼んだが、この映画を、オバマ大統領、ビヨンセらが大絶賛しているという。
・アカデミー賞主演女優賞にクヮヴェンジャネ・ウォレスがノミネート
オプラ・ウィンフリーは「オバマ大統領をインタビューした時、第一声が『この映画を見たかい?』だった。スクリーンに映し出されたマジカル・リアリズム、これこそ真の芸術」と称え、ビヨンセも「クヮヴェンジャネ、あなたはシャイニングスター! 2012年最もビューティフルでハートブレイキング、そしてパーフェクトなこの映画をぜひ見て!」とコメント。
同作は、29歳の新人、ベン・ザイトリンが監督。世界の果てのバスタブ島に父親と2人で暮らしていた6歳の少女が、嵐によってすべてを失いながらも、父親からのメッセージを胸に、勇気と生きる術を身につけていく様子を描いていく。製作費200万ドル(約1億6000万円)という低予算映画ながらも、サンダンス国際映画祭でグランプリ/最優秀撮影賞の2冠に輝いた傑作だ。
『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』は4月20日よりシネマライズほかにて全国公開される。
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